ちょっと語ってみたかったり。
正直、恋愛小説はほとんど読んだ記憶がありません。 ファンタジー、ミステリ、バトルものがメインだったので。
前にも近況ノートに書いた『いい加減な夜食』くらいでしょうか。
ただ、ラブコメや恋愛漫画は割とあったりします。 エロで男性読者を釣る作品が多いのでそれもむべなるかなと。
だけどそういうのをなしで、純粋に恋愛、ラブコメとして好きな作品というのもありまして。 少し本棚を漁ってて出てきた作品をちょっと紹介してみようかなと。
まずは昔アニメにもなって、しかもそれがエヴァンゲリオンを手掛けた庵野秀明監督が担当したことで話題になった『彼氏彼女の事情』。
これはですね……単純にヒロインのお父さんの声優が草尾さんだったからアニメを観て、それで原作にも手を出したんですがまあ面白かったですね。 今読んでも名作だなと。
それと今度アニメ化される『ホリミヤ』。
これもまあコメディ要素が強くてツッコミを入れたくもなりますが面白い。 当初の実は地味系女子な堀さんはどこに行ったのか、というのが少し残念だったりしますが。
そしてですね、多分恋愛ものとしてはこの人の作品が一番好きかも知れないんですが、日坂水柯という作家さんがいます。
すごい人気の有名作家ではないのですがシンプルな絵柄、独特な線で描かれているのが非常にツボで、女の子もすごく可愛らしいです。
『数学ガール』『白衣の彼女』という作品が代表作かな?
『数学ガール』は原作ものなので除きますがオリジナルは基本的に性的表現が、時に女性同士のそれも絡むものですがあくまでそれは表現の一環であってエロは目的とされてない、非常に叙情的に描かれています。
こうした作品に触れると、なろうやカクヨムの恋愛ものってダメなのが多いなぁと、大勢の作者さんやそうした作品を読んでる読者さんを敵に回すことを言いたくなってしまう。
売れれば正義、読まれれば正義と、まあそれはあるんでしょうけどね……ただ安易過ぎるものが溢れていると、そういう風に思います。
突拍子もない設定の作品は当然あっていいんだけど、どんな作品にしろ根底に『人間をしっかり描く』というのがないといけないんじゃないかなと。 それができてる作品がどんなジャンルであれ魅力的なんじゃないかなと。
自分も少し考えてみようと思います。
番外:エロ漫画家のKiasa先生、幾花にいろ先生。
この方、エロ漫画なので当然そうした漫画なんですが、恋愛模様を非常に上手く書いているんですよね。
ある意味でリアルな恋愛として読ませてくれるお気に入りの作者さんです。