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「白日」 んむぅ……

 いや……今日、投稿した話は色々言われるだろうと予想はしていました。
 次話はもっとそうしたご意見がくるか、読むのをやめる方もいるのではないかとそう思っています。
 一番の問題は、作者は『白日』をラノベとして、現代の話だけどある種のファンタジーとしているくせに内容がリアルに過ぎると、そういうことなんでしょう。
 ラブコメ作品というのは『こんな○○いねぇよ!』とリアルに考えた時にはツッコミが入る、いわば夢の話ですよね。

「血の繋がった妹なんて要るわけないじゃないか」

 実に深みのある言葉です。
 そこへいくと『白日』はそうではないと。
 キャラクターがリアルであったからこそ、異常な状態でリアルさから逸脱した対応に共感を得られないと、そういうことだろうと思います。
 とは言えリアルに見て共感を得られない読者様もいれば楽しんでくださっている読者様もいて非常に難しいです。
 どちらの読者様にも楽しんでもらえるように書く……それができれば最高なんですけどね。

 ただ一つ、総司が普通で共感を呼びやすいキャラかと言えば作者の中では決してそうではありません。
 常識的な価値観を持った真っ当な、ごく普通の人間なのは確かだけど、それは言ってしまえば総司の一面であって、それとは別に総司はある種の異常さを持ち合わせています。
 だからこそ、普通ならあり得ないと言われることを受け入れてしまっている。
 その異常さと感情のせめぎ合いでおかしくなっている。
 今、総司の行動に共感を得られないのはそうした総司の側面が顕著に表れる局面に入っているからなんだと、作者はそう思っています。

 40~50話程度で終わるつもりでいましたが話が大分膨らみ「白日」はまだ相当続きそうです。
 その中で、読者様の期待を裏切るか、あるいは満足させられるような成長を作者が見せられるか、それは正直分かりません。
 ですが精一杯に書いていくつもりです。
 お付き合いいただければ嬉しく思います。

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