【ウリア・アルトリウス】
主人公。本名はウーレリア・アルトリウス。だが愛称の方を名乗ることが多い。ちょっと暗い銀の髪に蒼い瞳。髪の長さはミドル。
・原作ゲームにて
学園に入学する形でゲームがスタートする。ステータスはオールFという、貴族とは思えない値を持つ。家族周りの関係性は最悪で、特に義妹からは出来損ない呼ばわりされている。
他の貴族令嬢よりもステータスが格段に低く、平民よりも下のステータス。ゲームだから仕方ない、とはいえ、酷い仕様である。
家では冷遇されており、専属の仕様人も居ない。自分のことは自分でかなり出来るタイプの人間。自己評価は低めだが、心優しい性格で、選択肢には棘のあるセリフは一つもない。
ウリアはゲームにおける初期のネーム。変更可能。多くのルートで、最終的に故人となる。魔王を封印するため、という流れがほとんど。
ボイスを収録したのかと疑わしいほど収録されておらず、RPGパートでの技名の叫びや掛け声を除くと、ボイスが再生される部分が本当にない。唯一あるのはエンディングにて攻略対象にかけるボイスのみ。
・本編にて
生まれたときから転生の憑依先として指定される。前世ではゲームの広告を見たことがある程度で、プレイしたことはない。
タイトルと、一部のキャラの名前をうっすらと知っている程度。転生前のことを話そうとすると酷い頭痛に襲われるために、話さなくなった。妹や攻略対象、ライバルの登場で一時はこの世界がゲームかもしれないと思うが、そもそも性格が全然違うし、名前も一部違うしで全くの別世界だと思い始める。
周りの協力により、高等部入学時点でかなりの高ステータスでの入学を果たし、さらに家族関係も改善されている。
偉い人のことを「～さま」とひらがなで「さま」付けで呼ぶ。こうした人称をひらがなで呼んでいるのはウリアとユウリィだけである
・技能適正
エヴァ達により、光と剣、そして速に対して重きを置いている。ステータスが低いのは魔王アインの封印を行ったテスタロッサの神の器であるため。それゆえに封印の影響で力を極限まで削られている。
・隠し補正１：テスタロッサを司る神
テスタロッサの神の器であるために、テスタロッサそのものと親和性が非常に高い。ゲームで短期間でステータスが一気に上がるのはこのため。
ゲームではウリアのステータスはテスタロッサ込みでのもの。とくに本編におけるマリアとの親和性は世界で最も高く、ステータスの上昇幅が常人の数倍にもなる。
・隠し補正２：魔王に対する秩序の力
世界が遣わせた神竜、神樹、神器の３つの抑止力の一つ。その中でも最大の力を持つ。
魔王と認定された敵に対して特攻効果を持つ。攻撃の威力を引き上げるだけでなく、魔王が使う技や魔法、一部の強化効果を無効化する。
神竜の祠で覚醒したウリアはステータスが少し上昇するが、魔王に対してやりあえているのはこの力のお陰。
・テスタロッサ：マリア 階級：アド～測定不能
学園入学前にリリスがウリアのために用意したテスタロッサ。ゲームには登場しない。待機状態では赤い宝石に入った金フレームの指輪となっている。
解放状態時に、白銀の鎧と赤い羽根の髪飾り、銀の剣となる。光魔法に特化しており、効果を底上げしたり、使う魔力量を減らすことができる。ウリアの技量や想いによって出力が変わる。
隠されている固有能力は、他のテスタロッサのコピーすること。ウリアは神器であるため、あらゆるテスタロッサを一日一度だけコピーし、元のテスタロッサ以上に使いこなせる。ただし、使用した後は一日のクールタイムに入る。
起動宣言は「おはよう」、終了宣言は「おやすみ」
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