『磐守姫と銀色の神獣』を最後まで読んでくださった方から、とても丁寧な感想をいただきました。
特に嬉しかったのが、 「依芙姫だからこれだけの仲間が集まったんだ」 と感じていただけたことです。
物語の序盤、依芙姫は祓師の家に生まれながら「祓えない自分」に引け目を感じています。
しかし、物語が進むにつれて、依芙姫は自分にできることを少しずつ見つけていきます。 雪乃、雨太、雷獣といった妖たちとの出会いも、その一つです。
依芙姫がそれまでしてきたことが巡り巡って、最後の戦いにおいて彼女自身を助ける力となって戻ってくる。
「調和と団結」は、この物語で描きたかったことの一つでした。
また、碧威との別れについて、 「喪失を抱えたまま前を向く終わり方だからこそ余韻が残りました」 と書いていただけたことも印象に残りました。
失ったものを忘れるのではなく、大切な存在との思い出を抱えながら、それでも未来へ進んでいく。
そんな結末にしたかったので、そこまで受け取っていただけたことが、とても嬉しかったです。
そして、恋愛やバトルだけでなく、物語の根底にある「自然や妖との共存」にも触れていただきました。 14万字を超える物語を最後まで読んでいただけること。
そして、自分が物語に込めたものを読者の方が感じ取ってくださること。
小説を書いていて良かったと思えた瞬間でした。
最後まで依芙姫たちの物語を見届けてくださり、本当にありがとうございました。
『磐守姫と銀色の神獣』は完結済みです。
これから読んでくださる方にも、依芙姫たちの物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。
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