今回は、フリージアがエドガスに連れられた後のお話です。
泣きじゃくる娘の姿を見送った家族は、空っぽに残った屋敷に魔法をかけられたところを見届けると、その場を後にします。
今まで語られることが無かった、家族と別れた時の話が今話でお終いです。
彼らは何を想い、家族と別れたのか?
楽しんでいただけると幸いです。
そして、340話目でようやく家族が別れた時のことを書くことが出来ました。
正直、どこでこのエピソードを差し込もうか悩んだのですが、2人の親友が来たこのタイミングで差し込めて良かったです。
ちなみに、改竄魔法がペトロート王国にかけられる前、インベック伯爵領は国境近くにある小さな領地で、サザランス公爵領は王都から少し離れた大きい領地でした。
しかし、ペトロート王国に改竄魔法がかけられた後、サザランス公爵領はインベック家のものになり、かつてのインベック伯爵領は王家直属の領地になってしまいました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649876410812/episodes/16818093089013370170