『なぜこんなことに!?~帝国内務省 第三外局物語~』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655647170216一括公開&完結。
まあ長い題名なので『なぜ三』とでも略しておきましょうか。
いつも通り、執筆裏話をば。
あ、作品の細かい所は語ってませんのでご安心下さい。
【発想の原点】
世の中に婚約破棄から始まるお話は多い。
じゃあ、ちょっと視点を弄ってみるか!
と言う所から始まりました。
考え出すと結構簡単に話は作れましたね。
【キャラクター】
主役&相棒は華やかさを極力排除しました。
意図的に地味に、だらしなく。
その方がそれっぽいでしょ?と。
【世界観】
二重帝国、って響き、何かロマンあるよね!
実際の二重帝国は、成立理由も末路もパッとしないけど...。
※オーストリア=ハンガリー 二重帝国
⇒普墺戦争でオーストリアがプロイセンにボコられ、
衰退した所でハンガリー王国成立。
戦争に負けた上に権威を失って分裂、という。
ついでに言えば、後にボスニアヘルツェゴビナを併合、
バルカン半島は思想・民族ぐっちゃぐちゃの闇鍋状態。
有名なサラエヴォ事件が発生し、一次大戦の着火源に...。
でも、そんな国なら問題が一杯あるはず!
じゃあそうしよう!
という短絡的な思い付きです。
一応、内政問題解決をしていく今後の話とかも考えてはいますが、
それは求められたならば、と言う所でしょうか。
コンテスト用でもありますし、一旦切り良くここまで、です。
【苦悩】
特には。
書き始めは難産になるかな?と思っていたのですが、
構想から完結まで四日程度で終わってました。
各話の副題も結構いい加減に決めました。
個人的には第六件の「屋根裏鼠は犬を噛む」が、
話の内容と合致し、響きも良くて気に入ってます。
あれ?
私、こういうヘドロみたいな内容、案外得意なのか?
【総括】
自分は捻くれ者である。
この一言に尽きますね。
普通、裏方な主人公たちの話なんて作ろうともしないはず。
真っ当な貴族令嬢を主人公にするか、もっと華やかな主人公作るのでは?
でもねぇ、こういう暗躍する感じ、好きなんですよ。
多分源流は、必殺仕事人なんだろうな...。
さて、あとがきはここまで。
今度こそ失敗召喚師の執筆に戻ります。
ではでは~。