https://note.com/tantankyukyu/n/nfdd04d582fa0?sub_rt=share_b
ご講評お疲れ様でした!
今回参加させていただきました拙作『ある男の昼食』が銀賞を頂戴し、恐悦至極でございます。
審査員の皆様から頂いたお褒めのコメントは大変嬉しく、また今後の課題として意識すべき点も見え、このような講評を頂けたことは大変有難いと思いました。今後の糧にしたいと思います。
元々気が向いたら自作品の振り返りでもしたいと思っていたのですが、せっかくですので審査員の皆様から頂いたコメントを拾いつつ語らせていただければと思います。
・孤独のグルメ→最初に話を考え始めた頃は全く意識したつもりではなかったのですが、店選びをしているくだりを書いている所で自分でもこれはまさしくそうだと気づき、慌てました。というのも私は一人暮らしを始めた直後、誰とも喋らず食事をするのが寂しすぎていつも井之頭五郎の顔を見ながら食べていたからです。4月から新生活を始める皆さんにはぜひお勧めしたいライフハックです。
・最後の食事→これはご指摘いただいた通り、窃盗罪だけなら流石に懲役明けにまた何か食べられるだろうので大袈裟ですね……。ただこれにはちょっとだけ背景がありまして、当初和彦は前期高齢者あたりの年齢の泥棒として設定しておりました。若者中心のサードウェーブに苛立っているのはその名残です。ただ書いているうちにわざわざ老人としての描写はいらないような気がして、そもそもそんな年齢なら揚げ物ばかりの定食にここまで執着するか?とも思い、後から年齢に関する記述はごっそり抜いたつもりだったのですが、もはや刑務所の中で死ぬかもしれない年齢のため最後の食事に感慨めいている、というくだりは修正し損なっておりました。凡ミスひとつ目です。
・シーフ=窃盗犯→ここ言及していただけて大変嬉しいです。ただのしょうもない駄洒落なのですが、思いついたからには使わずにいられませんでした。
・段落始めの一文字明け→凡ミスふたつ目です。カクヨムの自動段落下げという大変ありがたい機能を毎回使わせていただいているにも関わらず、今回はそれをせず投稿完成済にしてしまいました。ちょっとした事でも読みやすさを損ねてしまい申し訳無かったので、以後気をつけたいと思います。
これは作品に関係ないただの自分語りなのですが、私は正社員・バイト問わずこれまでやったことのある仕事の殆どが飲食関係であり、現在は全く関係のない職についているのですが、とにかくこういった経歴なので今回のテーマには何かしら活かせるものがあるのではないかと思い、「ある男の昼食」が書き上がりました。
結果的には別に自分の体験談やエピソードを盛り込めたわけではなかったのですが、皮膚の下を流れる血のように、見えずとも機能しているなにかとして役立っていればいいなと思います。
改めて審査員の皆様、参加者の皆様、読んでくださった方、Xで反応をくださった方、どうもありがとうございました。また次のなにかに繋がれば嬉しいです。