実は『万能王女』の本編が完結した際、とあるサイトで書籍化チャレンジ的なものを申請する機会がありました。
いやいや、結果はもちろん「不可」ですよ! (笑)
完結ブーストありきの一時的な高評価でしたし、常時ランキング上位に居る訳でもないので……正直 申請したところで導入チラ見して「はい無理~今後の活躍をお祈り~」なんて雑に終わるだろうなーと思っていました。
しかし意外な事にしっかり評価シートを送って頂きまして!
PDFファイルをネット上にアップするのはお控えくださいとの事なので載せられませんが、要約すると
・導入とラストの意外性は良い
・ストーリーの中だるみ、情報の少なさ
・一人称視点にありがちな情景描写不足
・せっかくキャラクターが個性的で面白いのに容貌の描写が少なく、感情移入しづらい
・設定自体がテンプレの域を出ていないので、もっと独自の設定があればいい
的な内容でした。
申請したのが本編完結直後だったため、恐らく補足として書いた番外編の批評は一切されていないと思います。
それにしても こんなにしっかり評価してくださるなんて……「せっかくだし記念にやっとけー!」なんて軽い気持ちで申請した事が恥ずかしくなりました(笑)
そして自分の弱みも改めて浮き彫りに。
何事も脳内で完結してしまいアウトプットするのが苦手なんですが、それが小説にも如実に出ました。ちゃんと話さないと何も伝わらないのに!
確かに本編中ハイドの容姿はおろかヒロインナノヨの容姿もまともに描写してない……これではどんなキャラクターなのか全く想像できませんよね。
情景描写やキャラの容貌について極端に情報が少ないのは、詳細に書き過ぎると伏線の回収をする前に推理部分が全部バレちゃいそうで、ビビった結果です←
時間が出来たら、評価を元にごそっと手直ししたくなりました……(笑)
もしかすると数か月後には印象の違う話になっているかも知れませんね。
何はともあれ良い経験が出来ました。今後に活かします!!