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『貴方さえ~』のことはじめ話。


連載している『貴方さえ~』の小説は、紹介ページでも書かせていただいたように、昔に一度書き始めて放置していたものでした。


あの頃、タイムスリップものの流行りに乗って書き出したわけでしたが、
私めが(今よりもっと)人生の学習期でもあったために、

こんなにいろんな側面で大人の読者を意識した内容になってゆくとは、あの頃は夢にも思っていませんでした。主人公も高校生の女の子ですし、もっとシンプルな恋愛小説になるはずでした。


結局その時はお蔵入りしたわけですが、

すっかりいい大人となってから^^; 執筆を再開するにあたり、きちんとプロットを立てたものの、
そこで全般的に大人向けの内容にすると決めた以上、主人公の年齢の引き上げをするか否かをじつは悩みました。


でもある種、主人公の成長記のていもあるし、

なにより主人公のお相手の沖田さんの年齢を考慮すると、
(小説内のことばを使いますが)主人公が幕末の世に肉体を授かる以上、
肉体の、
つまり輪廻から解脱した“魂” の世ではない、あくまで『肉体を持つ人間の世』での法則、
に合わせるのが、いちばん良いのだろうと・・。

その法則なるものは、最も一般的な組み合わせに垣間見れるだろうということで、
同年代で、歳の差があっても2、3歳前後の、女性が年下側、という組み合わせ
それには当てはまるので主人公は18歳のままになった・・という経緯があります。


あ・・・誤解していただきたくないのは、
“最も一般的な組み合わせ” の範疇から外れようと、法則外と言っているわけでは決してないということでございます。
人の世には殊更、数多の組み合わせが必要なはずで、
その事もまた、つまり法則の内かとおもいますので・・

あくまで、最も一般的な組み合わせが、その法則の中で一番強く起こる事象、ということであって、今回はそれを採用させていただきました。


かくいう私め本人は、年下男子のお話も大好きです。^^;

と最後に、最もどうでもいい一文でお目汚ししつつ、
初めての近況ノートを閉じます。

お目通しくださった稀有な方、まことにありがとうございました><

1件のコメント

  • ちなみに『貴方さえ~』のタイトルは、どこの投降サイトでもいつも省略してばかりいて、
    今ためしにフルで打ってみたものの、打ったものが一語一句たしかに間違えてないか確認してしまった始末。

    あらためて気づいてみると、ひどいですね^^:

    このタイトルなんかよりずっと長いタイトルをご使用の方は、きちんと覚えてらっしゃるのだろうか・・・ てあたりまえか。
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