抑えきれない設定欲を発散させたい物書き志望です。 作者のそのうちは年単位。 基本的には善人ですが、性格は悪いとよく飼い猫になじられます。 小説に対しての感想、応援をお待ちしています。気軽に送ってください しっぽ振りますから。ふりふり なんかうちの猫がTwitter開設してました よろしくお願いします (こんなにふざけていいんだろうか、という思いもないわけじゃない) https://twitter.com/Rin_AkatukiCat?t=1y50Wb7qp1N6xVKmj_2KLA&s=09
2023年9月より小説書き始めてみました。 カクヨムのみ投稿中です。 作法もなにもわからないので誤字とかあったら教えてください。 感想等のコメントも下さると嬉しいです。 2024年10月現在 1作目 冒険者ダンジョン出たらただの人・375話 祝1000万PV、100万文字! 1.6万フォロワー&★8600 0時投稿予定で毎日更新中 2作目 ダンジョンマスターになったのでひたすら階段つくります カクヨムコン9用に執筆 現在休止中 3作目 します、させます、させません 第1章完 カドカワコン用に執筆 現在休止中
よろしくお願いします
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。