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Justice Breaker 完結しました!

 主人公がロボットに乗らないロボットもの「Justice Breaker」が12/3を持って完結しました。
 読んでくださった皆様、また読んでくださっている皆様、ありがとうございます。
 PVもかなり増え、今や100000オーバー。想像もつかない状態になっております。

 ここ一年、ほとんどこればっかりを書いていました。
 結果的に70万文字超えの作品になり、今まで書いた何よりも最長の小説となりました。
 それ故に完結まで書けて、一つ、ほっとした部分もあります。

 構想的には10年くらい前から、とあるロボットアニメを見て、生身でロボットと戦うと面白いのでは、と思って書き始めたものです。二年前までは一章部分までは書いていたものの、その後は何も書いていませんでした。構想も最後の最後はあったのですが、道中は何もなく……今思えば、よく最後まで書けたな、としみじみと思います。プロットもなかったのによく忘れなかった、というのは少し誇りですが。



さて。
ここから先は少しネタバレ部分もありますので、読んでいない方はご注意ください。


 蒔いていた伏線も全て回収したのですが、まだ書きたかったことも実はありました。
 下に羅列します。

・クロードの母親と父親の出会いの詳細
・七年前、ジャスティスを奪った女性の詳細
・ルード国王の過去
・キングスレイの若き頃
・とある魔女の最期までの人生

 本筋には正直結果だけしか関係なく、書いてしまったら最終章が長引いてしまうのでカットした部分です。詳細も実は詰めていないので、皆様の想像にお任せします、というところですね、今は。


 そしてこれもちょっとした小話ですが、書いている内に予想外の展開や、予想外の動きをしたこともありました。

・アリエッタの再登場
・ライトウとキングスレイの決着結果
・ピエールという存在
・クロードの母親を殺した人物

……上記は一例で、結果的に、全ての人物が予想外に動きました。
書いている内に本当に生きているかのように、作者の予想外の思考や方向へと皆動きました。
 なので全ての登場人物に愛着が湧いています。
名前もキャラクターも頭からずっと離れないですね。
……あ、ヨモツだけは例外です(笑)(ヒラサカなのかサカヒラなのかサラヒカなのかいっつも迷います)


 そんな形で。
 完結できてほっとしたモノの、色々なキャラクターの表情などをどんどん答えていきたいと思いますので何か疑問などがあればいつでも答えていこうと思います。が、答えられなかったら「……キャラクターがやったことなんで……」と逃げる口実を作っておきました(笑)


 さてさて。
 長々と書かせていただきましたが、最後にもう一度。


 この物語を読んでいただき、ありがとうございました!
 面白いと思ってもらえたら作者感無量でございます!!

 書いていて楽しかったです!!!


 それでは、また別作品でお会いできればと思います!

10件のコメント

  • お疲れさまでした!
    どう着地するのか、読み手側として緊張して読み進めていましたが
    読んでて良かった!と個人的に思える素敵な〆方でした。
    これからも狼狽さんの作品を影ながら応援しておりますので
    執筆頑張ってください!
  • >白山様

    近況ノートにコメントありがとうございます。また読んでいただきありがとうございます。
    着地点は最初から考えていたのですが、無事着地できてよかったです。

    これからも執筆人生、お互い頑張りましょう!
    それでは!
  • まずはお疲れ様でした。
    そして……
    完走おめでとうございます!
    これだけの長い期間、ひとつの作品で、これだけのテンションを保って、しかも面白く書き上げたことはなによりすごいことであり、素晴らしいことです!
    まだ最後まで読んでないのですが、このノートを見てつい声をかけたくなってしまいまして。
    まして章ごとにちゃんと盛り上げつつ、作品全体でもきちんと波が描かれているところなどは、本当に驚嘆です。
    この構成力、流れるようでいながらしっかりと熱量のあるストーリー、ぶれることなく芯の通ったテーマ性、キャラクターの多彩さと褒めだしたらキリがありません。

    とにもかくにもめでたい完結!
    私もなんだかとてもうれしい気持ちでいっぱいです。

  • >関川さん
    ありがとうございます。
    長い間、この作品を書くこと、そして書き終えることが出来たのは、ひとえに読者の皆様のおかげだと思っています。応援コメントや近況ノートにコメントとして反応を書いてくださった関川様は、その中でも特段に執筆のモチベーションを上げてくださいました。本当に感謝しております。
    構成もキャラクターも、自分の当初の予想をはるかに超えた動き周りを、キャラクターたちがしてくれました。長編を書いて本当に実感しましたが、彼ら、勝手に動きますね(笑)

    とにかく完結させていただきました。
    最後にもう一度。

    本当にありがとうございました!
  • こんにちは!
    長い物語を結末まで書ききるのは並々ならない努力が要ったと思います。

    主人公は最強チートだし楽勝なんだろうな……と思わせておいて、紆余曲折の艱難辛苦をこれでもかと用意する配置には舌を巻きました。
    ロボットが味方ではなく敵として出る、というのも新しかったです。
    完結おめでとうございます!♪( ´▽`)
  • >織田さん
    近況ノートにコメントありがとうございます。

    最強チートで無双する物語も面白いのですが、それよりも高校生くらいの年の少年が精神まで達観しないだろう――ということで作り上げたキャラクターがクロードでした。楽しんでいただけたようで何よりです。

    読んでいただき、ありがとうございました!
  • 狼狽さんへ

    こんにちは!
    Justice Breaker最高でした!本当に面白かったです><
    そして、最後まで読みきるまでノートは見ないようにしていたので、やっとこのノートを読む事が出来ました。
    作者様の書き終えた感想抜きに、先入観なく楽しみたかったからなんですが、少々のネタバレまで書いてあってビックリです。やはり、あの作品は多少のネタバレ関係なしに凄い作品なんだなぁっと思いました。

    5つの書きたかった事。すごく読んでみたいです。
    ・とある魔女の最期までの人生
    特にこの部分に興味津々です。魔女の生活感、価値観は本作でも十分伝わりましたが、魔女事情といいますか……世界から隔離したハイファンタジー満載の情景が目に浮かびます。
    本作のバランスを考えると、あえて書かなかった事は大正解だと思いますが、いちファンとしては読んでみたかったです☆

    作者様本人も予想外だった出来事、キャラクター。こんなにあったのですね。読んでいて物語をコントロールされている感じがしていたので意外でした。もしかしたら、キャラの人物像が掘り込まれる過程を経て、世界やキャラ達が動き出したのかもしれません。それだけ、人物像がしっかり出来上がっていたと思いました。本当、魅力的なキャラいっぱいです!

    フレイも素敵でした。登場回数は少ないものの私の心を見事に射抜いたキャラの1人です。最後の最後の伏線回収に絡んでいて歓喜でした。ありがとうございます!彼女は最終決戦の時にどんな行動をしていたのか気になります。
    あと、気になっている部分はアリエッタの事です。
    これは書ききれなかったルード国の過去とリンクしているのかもしれませんね。ルード国の大統領もそうですが、腐敗しつつある大国の政治闘争。その中で、生まれ持った美貌のアリエッタが何故あのような性格になったのか。きっと何か複雑な事情があったに違いないと妄想しつつ、更にアリエッタのお母さん。この存在も外せませんよね。このルード国側も割愛された理由はよくわかります。クロードの物語から脱線し過ぎ感が半端無いですから……。基本、私の妄想は本作から脱線しっぱなしだと思います。すいません。

    嗚呼、素晴らしい作品を読ませて頂いたお礼に来ただけなのに……長文失礼しました。人様のノートにだらだらと書いてしまう悪い癖が……お許し下さい。

    楽しい時間を本当にありがとうございました!
    そして、いつも丁寧な返信コメント、ありがとうございました><
  • >ゆうけん様

    近況ノートにコメント、更には素敵なレビューまでいただきありがとうございます。
    熱のこもったレビュー、物凄く嬉しかったです!
    (また、誤字指摘もありがとうございます。修正しました)

    Justice Breakerは最大のネタバレを知った後、最初から彼の行動を見直せば別の視点で楽しめる物語にしようと思ったので、多少はその効果があれば嬉しいです。

    >・とある魔女の最期までの人生
    実は彼女、ある意味、書いていてキャラが変わった一人ですね。最初は残虐非道な人物にしようと思ったのですが、意外といい人に……なので詳細に書きたくなってしまったのですが、そこは押さえました。頭の中で設定はあるんですけどね……

    キャラを魅力的と言ってくださり、ありがとうございます。全員、色々な意味で印象に持つキャラにしたかったので、少しでも気に入っていただけたら嬉しいです。……まあ、ヘイトを集めるキャラは決まっていましたが(笑)

    フレイは完全に思い付きでしたね。彼女は元々、名もなき暗殺者で終わるつもりだったのですが……大活躍でしたね!

    アリエッタは色々設定がありました。大統領の座につけるほどの権力はあるモノの情けない父親、そこにしがみつく兄が二人……そんな家族を見た彼女はこうはならないと政治の道ではなく軍で出世しようと頑張る――みたいな設定は頭にあったのですが、彼女はとにかくクロードにとって救いのないくらいの悪であってほしかったのです。
    アリエッタの母親は、幼いころに死別したという設定も実は……こうなると彼女にも同情してしまうから、ある意味カットしました。
    他にもいろいろありますが……存分に妄想してみてください(笑)

    最後に。
    お礼は読んでいただいたこちらが言いたいです。
    応援コメントも非常に嬉しかったです。

    本当にありがとうございました!
  • こんばんは!
    今日はちょっと別件です。
    今、ノートで戦闘シーンのことを話題にしており、狼狽さんのジャスティスブレーカーのライトウとキングスレイのクライマックスシーンの章をリンクして紹介したいのですが、大丈夫でしょうか?
    やはり読み進めてから読んでほしい、という気持ちもあるかと思い、聞きに来ました。
    テーマは自分の気に入った戦闘シーンということでやっております。
  • >関川さん

    こんばんは!
    いえいえ! あの部分は何もネタバレではないので全然オッケーですよ!
    むしろそういう理由で紹介していただけるのは凄く光栄なことです。
    本当にありがとうございます
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