すごく馬鹿馬鹿しいんだけど、最近AIでウサギ男子のキャラクターを作って遊んでいる。ところが、ただウサギ男子を一人作りたいだけなのに、理想の顔や体つき、服装やポーズを詰め始めると、とにかく時間がかかる。
しかも厄介なのが「ちょっと色気がほしい」という欲望。色気は出したい。でもエロに寄りすぎるのは違う。倫理的な境界もある。かといって無難にすると、今度はただの健全なウサギ男子になる。
その微妙な境界を求めて、生成しては「違う」、直しては「そこじゃない」を延々と繰り返している。気づけば私は、壮大な芸術的使命でもなく、世界の命運を左右する研究でもなく、一匹のウサギ男子をどこまで色っぽく、しかしエロくなりすぎないようにできるかという、実にどうでもいい問題と何時間も戦っている。
そして一番可笑しいのは、そこまで苦労している自分自身に、「私はいったい何をしているんだ」と我に帰る時。