みなさん、こんばんは。
とうとう花粉の季節ですね。
目はしぱしぱするし、鼻はぐずぐずするしで・・・。
春、自体は好きなんですけどねえ。
花粉さえなければ!!!
さて、今回の近況ノートはSS回です。
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ショートストーリー 9.5話 左手
「飽きたりしないの? 面倒じゃない?」
動かない指の運動なんて。
「ううん。全然」
ラウラは言葉通り楽しそうに私の左手の指を、折り曲げたり伸ばしたりしてる。
発端はムームだ。
感覚がないからと放置していたら、曲がらなくなると言われたの。自分でやればいいのだけど、いまいちやる気になれなくて忘れがちだったのよね。
「フェリのどこでも触れるの嬉しいし、ずっと続けられるわ♡」
過言ではなく、制止しないといつまでもやるのよね。
見てれば、確かにラウラのつやつやの手に触れて、伸ばされて曲げられてる。なんなら一本一本絡められて手を握られる。
「血行が良くなるからね♡」
ぎゅっぎゅってされる。
そうなの?
私は背中越しに感じる柔らかさを感じないようにするだけで手一杯。(in bathなの!)
そんなある夏のある日、食料品を買いにバンドラガルに行ったの。
迷子になると困るし、左手のリハビリも兼ねて、いつも通り一本一本絡めたまま冒険者ギルドへ。
にんまりする黒髪ロングのミルシアさん。。
無知は罪よね。
ほんと知らなかったんだけど。
なんでそんな呼称なの!?
ただ手を繋いでるだけだったのよ!?
「ラウ! わかっててやってたでしょ!?」
「知らなかったわ」
そのぷるぷるしてる口元…!
なんて白々しい。
「ごめん。そんなに嫌だった?」
そうじゃないわ。
なんで左手なのよ…。
どうして何にも感じない左手なの?
私だって…。
「また繋いでもいい?」
しゅーーんと耳の垂れた犬のよう。
「私はあなたのなんだから好きにすればいい」
投げやりに言ったら「そういう言い方好きじゃない」と嗜められた。
うまく言えない。。
いつか。
いつかーーー。
あなたがまだその時まで私を好きでいてくれたらーーー。
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く~~~!
結婚するからね!
にぎにぎされるからね~~!
と今なら言えますな。
私もにまにましています。
ではまた次のSS回にてお会いしましょう。