みなさん
おはようございます。とうとうGWも最終日になってしまいました(T_T)
休みってどうしてすぐに溶けてなくなるんでしょうね。
昨日こどもの日だったので、子どもにちなんだSS回を投稿しようと思ったのですが、思いつかず・・・・。
フェリがシェラロッテと面会してる間、ラウラは何をやっているのか書いてなかったなと思い至りまして、今回はそのお話です。
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SS回 69.6話 サプライズ
午前中のダルとの稽古を終えて、フェリはシェラロッテとの面会のために、フォーレとセリスと一緒に出かけていった。
気に入らないけど、結婚したからって、わたしの思い通りに動かしていいわけじゃないのよね。
フェリにはフェリの気持ちがあって、大事にしないとフェリの表情は暗くなる。一緒にいたって嬉しそうにしてくれないの。その方が悲しいから。
それにセリスを見張りとして付けてるけれど、本当は指輪を通して会話は聞こえてる。フェリが適切な距離を持ってシェラロッテと接してくれてるのが分かるから、わたしのことも大事に考えてくれているんだなって嬉しくなる。
フェリが出かけた後、ずっと盗聞きしているか?
そんなことしてないわよ! そんなに暇じゃないの!
「ラウラ様、始まりましたよ」
わたしの方には実はレイハスが着いてきてる。一人でいいっていったのだけれど、そうも行かないみたい。
オルガンの音が小さな教会中に響き渡り、司祭が聖書を手に登壇した。
今日は天気も良くステンドグラスの四精の姿が綺麗に床に映り込んでる。
「それではただいまより結婚式を執り行う。新郎新婦は前へ」
新郎は新婦の手を取って、司祭のいる祭壇へと向かっていく。
晩冬なのに通路には花が飾られ、レイハスから術士が咲かせているのだと聞いた。新しい二人に向けての施しの一つだと。
平民だから少ないけど、貴族階級になると王都の隅の教会ではなく、中央の教会で行うのだそう。花も溢れんばかりだとか。
参列席には新郎側、新婦側があって、そのほかにも通りがかりの人が勝手に祝っていい席もある。いろんな人に祝福されるのが良しとされているのですって。わたしたちが座っているのはその席よ。
わたしがどうして赤の他人の結婚式に出ているかですって?
ダルに結婚指輪を作りたいから職人紹介して、と相談したらこうなったの。
昔、わたしの湖の畔で指輪を渡してる男女がいたからそれでいいと思ってたのよ。教会では忌み子は式挙げられないしね。その辺で、、本当にその辺というわけでもないわよ? お花が満開で咲いているところとか、綺麗な場所で渡そうと思ってるわよ?
それなのにダルが教会で上げたらいいんじゃないかって言い出したの。女性なら夢見るものだと。
本当に申し訳ないけれど、私は首をかしげてしまう。
フェリがこんなことしたいと思ってるって?
人間嫌いなフェリが、親族だけじゃなくて通行人にも見られるような式が?
わたしには親族はいないし、いてもプティくらいなものかしらね。フェリに至っては、絶対呼ばないでしょう。
プティ、フォーレ、あとムームにも見せてあげなきゃね。
「それでは指輪の交換を」
これはしたかったヤツ!
今の指輪は自分で嵌めちゃったから、次はフェリに嵌めて欲しい。
新婦も幸せそうね。
フェリのが断然かわいいけどね。
スガーーーーーン!!!!
わたしは雷に打たれたかと思ったわ。
天啓を得るとはこのこと。
そうか! ドレスだ! ドレスが足りない!
指輪だけじゃ足りないってダルは言いたかったのね!
めちゃくちゃ着飾らせたい!!
ふんっわふわの盛っりもりにしたい!!!
絶対かわいい!!
帰ってダルに相談したら、採寸も何度も行うし、ガカーヤカム・ダンジョンから帰ってきてからでいいのでは?と宥められた。
そっちが煽ってきたくせに。
「ラウ? すごくご機嫌ね?」
帰ってきたフェリにも指摘されたけど、この件は極秘に進めたいからまだ内緒。
フェリはドレスは不要って言いそうだから、採寸も水術でフェリの人形を作ってやってもらおっと♡
とーーーっても楽しみ♡
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ラウラの思い通りにサプライズで開催できるのか!?
乞うご期待!
みなさんの今日がハッピーなものになりますように。
よい一日をお過ごしください♡