SFコメディ短編「外宇宙で世界樹盆栽」の後書きになります。
https://kakuyomu.jp/works/16817139558544128550 今回の作品を書くきっかけになったのは【ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション2022】。
1万文字以下の短編が対象ということで、思い付きをメモしているアイデア帳の中から新作かつ文字内に収まりそうなものを選んで書き始めました。
しかし選んだのはSFという舞台設定や単語説明が多く必要なジャンル。
説明しないとわからない・わかりにくい単語や設定、描写が出てきます。
最初はそのへんをもっとしっかり書こうとしてましたが、1万字以下という文字数制限に引っかかる。
なので途中から考えを変えてコメディの流れを重視。
本作品の詳細部分は雰囲気でなんとなく感じる程度でも伝わればいいな、という意識で書きました。
内容を主人公とAIの掛け合い中心にしたのは、方向をコメディに向けやすいのもありますが、「専門用語は近い意味の漢字を使った言葉で表記し説明はできるだけ控える。登場人物は単語や世界観等を理解しているので、用語に説明をあまり求めない。詳細は読者の想像に任せる」という意図もありました。
また、主人公や宇宙船の名前・外観を描写しなかったのは、今回参加のコンテストが「ゲーム原案」であるためです。
これらはゲームだとキャラメイク(プレイヤーが自分好みにカスタマイズ)する部分かと思い、描写をカットしました。
結果的ですが文字数節約にもなりました。
とはいえ、これはあくまで筆者視点のこと。
読者の方から見れば、「よくわからない」という点もあるかと思います。
ここが気になる、筆者の考えを教えてほしいという点があれば、コメント等を残してもらえれば可能な限り回答いたします。
また、以下の内容は今後「サポーター限定の近況ノート」に掲載を考えています。
興味があればそちらもどうぞ。
・アイデア帳から変更した部分(最初にカットした設定もあった)
・執筆初期に考えていた内容(実は全6話でなく8話だった)
・最初に書き上げた文字数オーバー分の原稿(1万1千字程度)
※ サポーター限定の近況ノートの閲覧は、カクヨム発行のギフトが必要になります。
詳細は以下ページの記事をご覧ください。
【カクヨムガイド・サポーターズパスポート】
https://kakuyomu.jp/guide/supporters_passport 最後に、参加コンテストを改めて紹介します。
【ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション2022】
https://kakuyomu.jp/contests/game_audition_2022/detail「誰にも負けない、あなただけの突き抜けた発想」「大賞はゲーム化」「1万文字以内」という募集要項もあってか、文量的にはサクっと読めつつ独自の魅力・刺激のある作品が集まる傾向にあるようです。
あなた好みのものも、どこかにあるかも?