ストレスのない内容、読みやすい文章になるよう気をつけて書いています。 【好きな趣向】 ハッピーエンド 強い主人公 【避ける趣向】 ビター・バッドエンド 学ばない主人公 強めのエロ・グロ
さとうねこです。 ネットの片隅で生きています。
メンタルがモヤシレベルなので、何重にもオブラートに包んだ言葉をいただけるとありがたいです_φ(・_・
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
はじめまして。四辻いそらと申します。 執筆初心者ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。 <略歴> ・2021年12月、暇つぶしになればと唐突に執筆活動を開始。 ・右も左も分からないまま投稿を続けていたところ、第七回カクヨムコンで特別賞・ComicWalker漫画賞を受賞。 ・2023年春頃にKADOKAWA様からデビュー予定。 ラノベやアニメを一度も見たことがなく、Web小説もほどんど読んだ経験がございません。 そのため、所謂『王道的な展開』というモノを正確に把握しておらず、自身の文章がちゃんとした小説の体をなしているのか、自信のないまま日々執筆に勤しんでおります。 社会人のため投稿頻度は低めですが、のんびりとお付き合いいただければ幸甚でございます。
カクヨム運営公式アカウントです。