茨城県、常陸国を舞台に、〈百瀬探偵結社〉の探偵である破魔矢式猫魔、萩月山茶花、小鳥遊ふゆりたちが遭遇する怪奇事件の数々を、あなたもこの作品を観劇して、一緒に巡ってみませんか。
果たしてこの事件が渦巻く常陸国という国の迷宮に終わりはあるのか。常闇は深く、その保証はできませんけどね。
もっとも、1716年に成立した、新井白石が著した古代史解釈の書『古史通』では、言葉の音訓から日神が立たれた土地は日立国で常陸という表記になり、高天原の高は旧事紀で高国と記述あり、即ち常陸国多珂郡である、という説が展開されています。
彼かの地は光が立ち上る国なのか、それとも常闇の冥府なのか。これより始まるこの怪奇探偵劇にて、明らかにもなりましょう。是非ともお確かめくださいますようお願い申し上げます。
注意事項
*この作品はフィクションです。実在の人物、団体などとは関係ありません。
〈開幕鈴〉が鳴り始めます。
明日、2021年12月30日より、本公演が隔日午前11時更新で始まります。始まりました際には席にお座りになりまして、どうぞごゆっくりとご観覧ください。