『月影の守人』を読んでくださり、ありがとうございます。
本編内の呼び方について、一部修正を行いました。
これまで、まいが高成を「生田さん」と呼ぶ場面がありましたが、改めて読み返した際に、やはり少し時代の空気にそぐわない違和感があったため、今後は「高成様」呼びに変更しています。
本来、時代考証に沿うなら、諱で呼ぶこと自体にも不自然さや失礼にあたる部分があります。また、高成達にも本来は通称を設定しています。
ただ、作中で諱と通称を細かく使い分けてしまうと、「今、誰のことを言っているのか」が分かりにくくなり、物語の本筋や人物同士の感情の流れが伝わりづらくなると考えました。
そのため戦国期の制度や背景はそれなりに調べつつも、本格的な時代小説というより、読み手の方にも旅の一人として空気や感情を感じてもらえるよう、台詞回しや呼称は読みやすさを優先している部分があります。
とはいえ、どうしても「生田さん」呼びだけは自分の中で納得しきれなかったため、今回修正することにしました。
すでに「生田さん」呼びで馴染んでくださっていた方には申し訳ありません。
細かな変更ではありますが、今後も物語の雰囲気を大切にしながら、読みやすい形を探っていけたらと思っています。
もし変更漏れがあれば、お知らせいただけると幸いです。
残暑厳しい中ですが、体調に気をつけて、引き続き高成とまい達をよろしくお願いいたします。