そもそもこの作品は、
あーてぃ
@ptgmgm
さん↑が
「金持ちが宇宙エレベータに投資する理由って?」
と質問を投げ掛けて来られたことを発端として書き始めた作品です。(^^;
宇宙エレベータ計画が発表されたら普通投資したくなるだろ!
と思い込んでいた自分にとっては青天の霹靂となる指摘(-o-)
ある意味あーてぃさんのためだけに書いた(8万字オーバー)ものなので
読まれなくてもOKだったんです(マジ?)
にも関わらず、
完結した現在で1000近い閲覧があったことに驚くと共に
最後まで読んで下さった読者の皆様に感謝致します。m(_ _)m
デイヴィット
ジョナサン
この二人を軸に螺旋を描くように進んで行くこの物語は、
旧約聖書「サムエル記」に登場する人物達を元に構成されています。
気が付いていた方もいらっしゃると思いますが
デイヴィット=ダビデ
ジョナサン=ヨナタン
ソール(レッドシールド家当主)=サウル
となります。
ダビデはご存じ巨人ゴリアテを石礫一撃で倒したイスラエルの英雄にして第二代イスラエル王
ヨナタンは初代イスラエル王サウルの息子にしてダビデの親友
サウルはダビデの人気をねたみ彼がイスラエル王の地位を狙っていると勘違いして殺そうと画策する初代イスラエル王
ヨナタンは初めて会った時からダビデに友情を感じてひたすらに尽くします。古代イスラエルにおいてもヨナタンは父親であるサウルの企みからダビデを守るために奔走します。
はい。螺旋はそのまんまなぞってます。すみません。m(_ _)m
古代イスラエルでは、サウルへも忠実であろうとするヨナタンは最後に父と共に亡くなりますが、そこだけは変えちゃいました。
はい。自分が生み出したキャラクターを殺すことなんて私にはできません。m(_ _)m
私の書き手としての致命的欠陥なのですが、
悪い人書けないんです。\(^^)/
ですから、本来、悪キャラを貫き続けなくてはならないソール・レッドシールド男爵も最後はデイヴィットを自らの義理の息子として認める方向に変わっていきます。
その辺り、旧約聖書「サムエル記」的展開を予想した皆様には期待を裏切って申し訳ない気分です。m(_ _)m
以前も書きましたが、レッドシールド家はロートシルト家、つまり、世界で最も金持ちと言われるロスチャイルド家がモデルとなっています。
作中に出てくるお屋敷もロスチャイルド家の宮殿がモデルとなっています。
尚、途中から出てくるアーサーの家系も世界的大富豪なのですが、まあ、ロスチャイルド家程陰謀云々言われてないことから、ここは言葉遊び無しで家名をそのままつかっちゃいました。(^^)
その他、大富豪が飲みそうな数々のお酒等、小ネタを仕込んであります。
よろしければ、螺旋の世界にぶらりとお立ち寄りくださいませ。
お読みいただいて感謝の限りです。
またの機会までごきげんようm(_ _)m