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「砂の器」の話。


 今、YouTubeで「砂の器」('74)という邦画が期間限定で無料公開されてるんですよ。→https://youtu.be/VvjS0LBp0BY?si=IYJ3nnCzVBg7xkza(-11/14まで)

 この映画、私は名前しか聞いたことなかったんですが、この映画を紹介してくれたのは、学生時代の社会科の先生でした。

 「レンタルで扱ってたらラッキーだけど、たぶんない」と嘆きながら(※当時は配信なんてなかった時代)、紹介してくれた作品。
 と同時に、「ハンセン病」というもの、「ハンセン病に対する差別、偏見の苛烈さ」も教えてもらった。
 未知なるものへの恐怖。病気への無理解。排除の意識。

 一度、ハンセン病を検索して、その歴史に触れてから視聴されるのをおススメします。

 約2時間20分の映画だけど、そこまで長く感じない。
 なぜ犯人は、恩人を殺めたのか。
 そこに至る経緯に思いを馳せると、胸が詰まるから。

 この映画を教えてくれた社会科の先生、ありがとう。あなたが教えてくれたから、今、私は「砂の器」を見て、号泣しています。

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