今夜更新した回で庶民の魔王道、シェスタ城塞都市編が完結しました。この章はこの小説を書く前から第一部の山場として考えていた話だったのですが、当初スヴェン達は傍観する立場であったり、ルークはまだ出番がなかったり、アンジェが死にかける場面は無かったりと書いているうちに色々変更点があって、ストーリーを考える上で自分の見通しの甘さに反省する所が多々ありました。
それと同時に話が膨らんでいく面白さもあって、頭の中で思い描いていた物語を小説という形にしてみて良かったと常々思っています。予想以上に長くなった、この章も終わり、薄くなっていた日常ドタバタやちょいエロ話を挟んで第1部の最終章に入る予定です。主人公アラタの成長物語に興味を持っていただけたら幸いです。長文失礼しました。
河原