8/22に、長編『異譚蒐集録 縁迎えの村』が無事完結いたしました。
今まで趣味でなんとなく設定を作ってみたり、なんとなく文字を書いてみたりはしてきましたが、キャラクターを作り、設定を練り、構成を考え、一つの小説としてきちんと完結させたのは初めてです。
八万文字と、長編としては比較的コンパクトな作品ではありますが、これはもう処女作と言っても良いのではないでしょうか。
陰陽師がばーーーーって活躍するのが書きたい!!!という大変浅い思考から作り始めた本作と本キャラクターたちですが、最終話を書く頃には、漸く智史も清貴も割合自由に動いてくれるようになり、現在執筆中の二作目では大変自我を持って動いてくれております。(笑)
元々この二人(まだキャラクターとして定まる前の、名前すらない薄ぼんやりとした存在であった頃)が、ばかすか怪異を退治していくようなものが書きたいと思い、そのためにはまず二人の「ご挨拶」となるものが必要か……という気持ちで、本作を執筆することといたしました。
そのため、私が本来書きたいのは、二作目以降の、ある程度二人の関係性が出来上がってからのやり取りや、二人の活躍だったりします。
Web小説にしては地の文が多く、テンポも比較的ゆったりしており、なかなか読む人を選ぶ作品になってしまったのでは……と思ったりもしておりますが、記念すべき二人の邂逅にお付き合いいただきました読者様、拙作を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
元々は趣味が高じて、このような形でネットの海に流してみた本作です。
実は他媒体で二次創作をちょろっと書いて、それが有難いことに沢山の方の目に留まり、反応をいただけた……みたいなこともありました。
しかし、それは偉大なる原作があってのこと。
完全オリジナルということで、一人も読んでくれないのでは……などと思ってはおりましたが、読んでくださるだけでなく、評価やいいねをしてくださる方もおり、大変、大変嬉しゅうございました。
もし、万が一、拙作を気に入ってくださった方や、鶴喜などというめでたい名前の素人が執筆するのを見守ってやろうなどと思うような奇特な方がいらっしゃいましたら、ぜひ『異譚蒐集録』の次回作でお会いできればと思います。
また、更新頻度にはムラがありますが、一話完結の短編連作『余白に棲む』もございます。
こちらは『異譚蒐集録』とはまた少し違った、不可解で奇妙な話の連なりとなっております。もし、意味の分からない、ともすれば不条理ではと思うような世界観がお好きな方がいらっしゃいましたら、ぜひ覗いてみていただけますと幸いです。
『異譚蒐集録』一作目の裏話や、作中では出てきていない設定などもございますので、それはまた機会がございましたら、こういった場でお話できたらなどと思っております。
7月の投稿から約二か月にわたり、拙作の完結まで見守ってくださった読者様方、本当にありがとうございました。
きっとまたすぐ、新作にてお目に掛かれるかと思います。
ぜひそれまで、智史や清貴、また私・鶴喜のことを覚えておいてくだされば幸いです。
ありがとうございました。