四章裏話は全三回の予定です。
現時点でミナを助けてくれている精霊は、オルビス・セラフィ・コーディスの三体になりました。
というわけで、それぞれの精霊のおさらいをしつつ、四章の裏話も少しずつ書いていこうと思います。
第一回は、ミナたちの旅の始まりに関わった精霊オルビスです。
ちょっと懐かしいですよね。
オルビスの森から始まった旅も、気づけば海を渡りコルディア王国まで進みました。
四章は全50話+小話2話+IF話1話と、かなりの大ボリュームになりました。
いや、こんなはずではなかった……。
読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!
四章の初期プロットは、
「ボンクラ王子に求婚されたミナが城から逃げる」
「ルスカの悲劇を国家規模にする」
「これまでの事件の黒幕を出す」
という、わりとぼんやりしたところから始まりました。
そこでまず、どんな国を出すかを考え、精霊コーディスを信仰するコルディア王国が誕生しました。
その対として、アイゼル帝国も誕生。
コルディアの問題を解決して、アイゼルでアドラステアの問題を解決する。
そういう流れのはずでした。
15話+10話くらいで何とかなるでしょう!
そんな風に思っていた時期が私にもありました……。
コルディアが綺麗で、少し息苦しい国なので、ほんの少し息抜きをしたい。
そんな思いで、「コルディア王はガルドの服のファン」という設定をつけました。
元々ガルドはミナの巫女装束を縫っていて、「王族にもガルドの服のファンがいる」という設定があったので、ここで使ってしまおうという魂胆でした。
見知らぬ国でいきなり聖女候補として連れてこられ、緊張しているところに、ガルドの服が出てくる。
ミナたちにとっても、ガルドに守られているような、少し安らげる瞬間になったのではないかなと思います。
これが怒涛の50話になる前触れだなんて、この時の私は知る由もなかったのです(笑)。
そして今日20時すぎには、小話が更新される予定です。
まだミナが「好き」の意味も知らなかった頃の話なので、そちらもあわせて楽しんでいただければと思います。