グレンとソフィーは、「山の民」と呼ばれる少数民族です。
国を持たない一族で、一つの土地に長く留まることができなかったため、季節が変わるごとに拠点を移し、その土地で得られる仕事を請け負って暮らしています。
決して豊かな生活ではありません。
一族全員が「家族」として、寒い日は肩を寄せ合い、食べ物を分け合って生きていました。
今回は、そんな山の民の掟を三つご紹介しようと思います。
「一つ。一宿一飯の恩は忘れない」
「一つ。泣く者から奪うな。刃を持つ者から奪え」
「一つ。山は全てを見ている」
一つ目の掟は、すでに二回出てきていますね。
第7話「距離」
https://kakuyomu.jp/works/2912051596869776210/episodes/2912051596871678796
幕間 王者ソフィア 第2話「槌を選んだ日」
https://kakuyomu.jp/works/2912051596869776210/episodes/2912051600253065142
本編の方は、ソフィーがグレンのために剣を打ったお話が一区切りついたところです。
一族最強の男に与えられた剣は、二章で一度折れましたが、ここで新しく生まれ変わったことになります。
グレンも炎をかなり制御できるようになり、圧縮した炎を剣に乗せられるようになったので、今後の活躍にも期待していただけたら嬉しいです。
今後は、ナギの小話を一度挟んでから、ミナがアイゼルの使節として向かう話になります。
グレンが護衛としてついていくのですが、とんでもない事件が起こる予定です。
こちらも楽しみにしていてください!