あとがき…的なものを書こうかどうしようか悩んだのですが……
読み進めて下さってる方、エピローグまで読んで下さった方がいらっしゃるようなので、こちらで少し補足(?)を。
今回掲載しました『絶対服従幸福論』は、2018/08/19に開催されましたコミティア125で頒布した文庫版のものと全く同じ内容となっております。
このお話は実は本編が別にある通称「しによめシリーズ」のスピンオフ的な物語となっています。実際はスピンオフではなく、順当に書いていれば5章に当たる物語になる……の、かな?
ただ、本編はかなり昔に書いたまま途中で筆を折ってしまったので(まだ書くつもりですが……)、現在は公開しておりません。
それでもどうにか一つの話を完成させたい……という思いで、本来脇役も脇役なフェイトを主人公に据えて、彼の物語を書きました。
元々文庫本として出すために書いた話で、ページ数にもある程度の制限があり、また締切との闘いでもあったため、四章の最後の方はもう完全に駆け足になってる感が半端ないと思います。
WEB掲載にあたり、その辺を少し直そうかな……とも思ったのですが、少なくともお金を払って手に取って下さった方がいらっしゃるので、それは控えました。
また、あくまでもスピンオフ(或いは物語の途中の一幕)ですので、この物語の中で回収しきれていない伏線もたくさんあったと思います。
その点につきましては、今後本編を再び書いていく上で明らかにしていけたらいいな……と思っております。
このお話を気に入って下さった方、いらっしゃいましたら今後の展開も楽しみにして頂けますと幸いです。
それでは、本編と共に、ここまで読んで下さり有難うございました!
お一人お一人の1PVが、私の心の支えです。