新たな小説「私は二度、神の領域に踏み入れた」の連載を開始しました。
この作品のアイデアだけは、半年以上前からずっと頭の中に残り続けていました。
時間が経てば自然と消えていくアイデアもあります。
ところが、この物語だけは消えるどころか、頭の中でどんどん膨らんでいきました。
「あの場面はこうしたい」
「この人物は、ここでこんな感情になるんじゃないか」
「だったら、その先には……」
そんなことを繰り返しているうちに、とうとう自分の中で沸点を超えてしまいました。
もう、書くしかない。
そんなところまで来てしまったので、執筆を始めることにしました。
題材となっているのは「ゴルフ」です。
ただ、ゴルフを題材にした作品ではありますが、ゴルフに詳しくない方でも楽しめるように、専門的な部分はできるだけ分かりやすく書いています。
この作品で描きたいのは、ゴルフそのものだけではありません。
一打に懸ける選手の熱い思い。
勝つために相手の心を読む心理戦。
プレッシャーの中で揺れ動く心。
そして、ゴルフを通じて描かれる母と娘のヒューマンドラマ。
試合の結果だけではなく、「この人物は、なぜこんな行動を取ったのか」「この瞬間、何を考えていたのか」といった、登場人物たちの心の動きにも注目して読んでいただけると嬉しいです。
そして、もうひとつ、この作品には少し困ったことがあります。
登場するキャラクターたちに思い入れが強くなりすぎてしまいました。
本編だけでは書ききれない。
もっとこの人物のことを書きたい。
本編では描かれなかった、あの場面の裏側も書きたい。
そんなエピソードが次々と増えてしまったため、本編とは別に、番外編も多数公開していく予定です。
本編を読んだあとに番外編を読んでいただくと、「あのとき、こんなことがあったのか」と、少し違った角度からキャラクターたちを見ることができるかもしれません。
半年以上、頭の中で膨らみ続けた物語です。
果たして、この物語がどこまで広がっていくのか。
そして、タイトルにある「二度」とは何を意味するのか。
ぜひ、物語の行く先を見届けていただければと思います。
「私は二度、神の領域に踏み入れた」
どうぞ、お楽しみください。