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サブタイトル解題~第十章~

深夜のファミレスでの会話が続く第十章は、ニルヴァーナの楽曲の中でも、最もポピュラーな『Smells Like Teen Spirit』をサブタイトルにさせていただきました。
作者的には、「世の中な~んもうまくいかん」という十代の苛立ちを表現した90年代を代表する名曲だと思っているのですが、作詞をしたカート・コバーン自身は、この曲について、愛憎半ばの複雑な想いを持っていた様ですね(^_^;)
(尾崎豊の後進世代としては、アメリカのグランジ等のジャンルの楽曲が十代向けソングとして受け入れ易いと感じます)

ニルヴァーナのオリジナル版は言うまでもないのですが、声優の後藤邑子さんがカヴァーした楽曲も興味深く、ビートルズの『Let it Be』を彷彿とさせるイントロから始まるバラード調のアレンジは、歌詞のもの悲しさと相まって、パンクロックやグランジと言ったジャンルの在り方を問う名盤(?)となっています(笑)

タイトルにも用いられている『ティーン・スピリット』とは、アメリカの女性向けデオドラント商品なのですが、カート・コバーンは、友人に「カートは、(当時の彼女が付けていた香水)ティーンスピリットの匂いがする」と、からかわれたことで、この曲の制作を思いたったとか・・・。
いま思えば、吉野亜莉寿か朝日奈愛里沙に、ティーンスピリットの香り(イチゴ系の匂い?)がする、という設定にしておけば良かったかも、と考えたりもしました。

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