『ご令嬢とぶつかった私、賠償金に世話役を請求される』
これまで二人はお互いに名字で呼び合っていました。
作者自身、あえて名字で、しかも『さん』付けで呼び合う関係が好きなので、どれだけ二人の仲が深まろうと、名字のさん付けは変わらないだろうと思っていました。
しかし、物語を書いていくと、よくある、キャラクターが勝手に動きだすということがあります。
私も、毎日更新を目標にしている以上、キャラクターが勝手に動くに任せる傾向にあります。
今回の名字から名前呼びに変えたのも、そういった流れからでした。
わざわざ大石つかさの名前の由来に関する話を書いたんだから、それによってキャラクターの心境にも変化があるはずで、それを作者のこだわりで固定してしまっては、おかしいのではないかと思い、第406話となりました。
しかし、さん付けはまだ当分は抜けないだろうなと思います。
あと、次の話を書いていて、とにかく癖で名字で打ってしまうので、誤字が多発しそうで怖い思いをしています。
毎話、見直しはしてから投稿しているのですが、見つけた際は笑ってやってください。