第337話では、大石つかさの名前の由来がテーマになりました。
その理由を、つかさの母親が語っていましたが、
実はあれは実体験に基づいた話だったのです。
作者には妹がいて、
その妹が読んでいた少女漫画を作者もよく読んでいました。
その少女漫画のひとつに『グッドモーニング・コール』という作品があり、
その作中の登場人物のひとりに『大石つかさ』がいたのです。
その『大石つかさ』はヒロインでもなければ、
サブキャラでもありません。
たった1話(記憶が曖昧なので、たしか)でしか登場しなかったキャラです。
ですが、作者はなぜかこのキャラが印象に残っていて、
同時に『大石つかさ』という名前も記憶に残り続けていました。
なんと言いますか、画数の少なさと、それによる美しさと言いますか、
作者自身も実はよく分かっていません(苦笑)
『Wikipedia』で『グッドモーニング・コール』を検索し、
登場人物の『阿部順』のところを読んでもらえると、
つかさが、自分の名前が元々男の子につける予定だったと勘違いしていた理由の元ネタも分かると思います。
ということで、嘘のような本当の話ですが、
つかさのお母さんが語った名づけの理由は、
作者自身の過去を投影したものでした。
この作品で『大石つかさ』という名前を使えたことに、
ただただ感謝を。
作者の作品ではメインヒロインだよー!