しかし、なんだろ?この、あらすじ・・・既視感・・・
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遠い、遠い未来、太陽系の片隅で・・・
モモは、クマソにならどこにでもいる女子高生であった。いや、本人が「ミラクルパワー」などと名付けている、先祖代々伝わる、地球人には珍しい「特異な力」を兼ね備えている時点で、なにか、大きな宿命の元に彼女は運命づけられていたのかもしれないが。
いづれにせよ、第一次宇宙大戦終結後、かなりの年月が経過し、世界はすっかり平穏そのもののはずだった。今日も太陽の陽射し眩しい、学び舎で、地球人、宇宙人問わず、少女達は共に机を並べ、青春を謳歌する事のみに邁進すればよかったはずだった。
・・・「猛鬼」と呼ばれる、銀河系最強の戦闘民族さえ来なければ。