早速、【愚痴】というルールを使わせてもらいました。が、これから書くことは正確には愚痴ではないんです。【愚痴】と書いても読んでくださる方々に伝えたかっただけで。以前、近況ノートに『隠していること』があると書いたことについてです。考えてみたらそんなに大したことでもないし、僕の作品を読んでくださる皆さんにはあまりにも些細なことだろうと。それに、僕は読者さんを信用しきっているので。なのでお伝えします。
僕は『心野さんのココロノさん』が復帰第一作目と言っていましたが、正確にはあれ、嘘なんです。闘病エッセイを書き始めるちょっと前に、書いたことがあるんです。テストとして。分析として。そういうことが大好きなので試してみたくて。とある仮説を立てた上で。
闘病エッセイを書く前に、別のアカウントでひとつの物語を書きました。もちろん、『十色』というペンネームは使わずに。あ、今はそのアカウントは消しています。複アカウント持ちになってしまうので。
えーと、簡潔に。そのテスト内容なのですが、タイトルに『流行りのエロ単語』『性的描写あり』『内容はイチャイチャするだけ』『あらすじにエロい単語を含める』。これだけです。それで書いてみました。闘病エッセイを書く前なので、一話千文字に満たないし、文章も稚拙。
一日目は特にそんな大きな動きはありませんでした。だけど二日目からですね。作品フォローと星が一気に増えました。理由は簡単。『注目の作品』に載ったからです。通知が鳴り止まないので消す程に。僕が立てた仮説は当たっていました。
これは、カクヨムの攻略法でもあります、まずはエロやらそれやらのタイトルなどで作品フォローや星を増やす。そうすると注目の作品に載る。そうしたらどうなるのか。また一気に作品フォロー、そして星の数が増える。で、また注目の作品に乗る。この繰り返しです
まぁ、呆れましたね。その時の作品をフォローした方々は、内容なんてどうでもいいんでしょう。ただ流行っているエロ単語、そして性的描写、などなど。そういった要素が含まれてさえいればフォローしてしまうんです。
3話まで書いた時点で、僕はアカウントごと消しました。最終的にはたった1週間足らずで、作品フォロー数は500を超え、星の数も僕が見たこともないような数になって。虚しさしかなかったですね。
そのまま書き続けていたら、もしかしたらどこかからお声がかかっていたかもしれません。でも、僕が書籍化したい理由は、自分がこの世に存在したと言う証明が欲しいだけ。残したいだけ。だけど、そんな作品を残したくないです。そんな存在証明、絶対に要りません。
だからこそ、僕は僕の作風を貫くことにしました。一度アカウントを消した。この僕をまたフォローしてくれた方々やお世話になった方々。その人たちが読んでさえくれれば、僕はそれでいい。そう、強く思いました。
で、僕が魂を込めて、全力で描いた作品はどうでしょう。読者さんは全くつかず、読まれず。まぁそんな感じですよね。でもそれで僕はいいんです。僕は僕のやり方を貫きます。作風を貫きます。これは僕の意地であり、信念です。変わる事はないです。
これが、僕が1つ隠していたこと。その真実です。どのように思われるかちょっと怖いところはあるのですが、どうしてもお伝えしたかったので書かせていただきました。
長文失礼いたしました。