戯曲風の書き方をしています。
セリフの前に名前が入るスタイルですね。
あくまで「風」なので完全な戯曲形式でもありませんが。
「これに関しては異論は受け付けませんのであしからずご了承願います。」と説明に書いていますが
わざわざ台本形式はNG、点数つけられないとレビューを書いてくれた方が(笑)
わざわざレビューを書いてくださったのは感謝です、本当に興味ないなら無視してそっ閉じすれば良かっただけのはずですからね。
(※その後レビューを削除されてしまったようで、残念)
しかし、時折、台本は勘弁してくれと言う人が居ますが、役者経験者さんで台本にトラウマでもあるのでしょうかね?(^m^;)
私は役者の経験などないからか、戯曲に抵抗はなく、むしろ面白いと感じるのですが。
個人的に戯曲が好きなんですよね。
初めて読んだ戯曲はこれでしたね
https://www.aozora.gr.jp/cards/000256/files/1412_24371.html書いてみるとわかる。
通常の書き方も、戯曲も、どちらもスタイル故の制約はあると思うのです。(良い面もありますが。)
登場人物が8人も居るのにセリフの羅列で、誰が発言してるのかまったく分からないような作品もありましたので――――初めて一作目を書き始めた時にちょうどそういう投稿小説を読んだものでこのスタイルになりました(笑)
ただ、名前入りセリフに抵抗感のある人の多いこと(笑)
読みやすさを目指してやったスタイルが、かえって読みにくいという感想が多くなっていたようです。
しかし。改めて、昔から呼んでいた小説などを本棚から引っ張り出して読み返してみたのですが。プロの作品であっても、誰のセリフなのか、思った以上に分かりにくい作品が多いのだと感じました。
分かるには分かるのですが、いちいち、セリフの後に「これはこの人のセリフだよね?」と考えて、前後を読んで、ああ、あってる、となる。そんな作業を無意識のうちにやっているのですよね。
これはもう、慣れなんだと思うのです。
良い面もあるのですよ、いちいちセリフの前に “○○は言った” みたいな事を書かなくても良くて、いきなりセリフだけ掛けば事足りる。セリフが連続する部分んで、いちいち “○○は言った” が連続するのもちょっと・・・と思いませんか?(笑)
本当は、名前入りの部分と、そうではない部分を織り交ぜて書く予定だったのですが。一人しか話していないシーンで、名前はいらないですからね。
でも、「ルールに統一感がない」という指摘は、「読みにくい」という指摘以上にすぐに入ってくるので、スタイルを統一することとなりました。
ただ、この形をまだまだ活かしきれていないとは思いますが。
もう、名前入りスタイルを極めたいと思います(笑)
いつか、このスタイルがひとつの市民権を得られるように(笑)
読みにくいと感じる人がいる、まだまだこのスタイルの良さを描ききれていないのは、私の技量不足なのだと思いますが。あくまでこれらの作品は「習作」という位置づけなので、自分の中では。これからも書き続けていけば、なにか見えてくるものもあるのではないかと信じて(^^;)