あとがき
この作品はもう十年近く前になるのかな、山形の小説家・ライター講座(わたしはふだん、せんだい文学塾のほうに通っているのですが、このときは山形で講座を受けたのでした。あ、この二つの講座は姉妹講座となっております)でテキスト採用され、花村萬月先生に見ていただくことができたという、思い出のある作品なのです。
個人的にも気に入っていて、たまに読み返したり、直したくなったりしておりました。
この作品について、花村萬月先生には、
「悪くはないんだけどなあ、でもこれじゃあ売り物になんねえんだよなぁ」
と、言われました。
別に褒められたわけではないんですが、わたしは花村萬月先生のファンなので、もう読んでいただけただけでとても嬉しかったです。
その後、メディアファクトリーの女性向けラノベ(官能あり)の新人賞で佳作をいただき、
主にティーンズラブ小説と、官能小説の世界で小説を書くようになりまして
がんばっているのですが、
昔書いた作品もこうやって、整理していきたいなと思っています。
この作品は、講座に来ていたとある歌人の男の子にも「すごくいいです」と言ってもらえて、それもうれしかったんだよなー。あのときの君、元気ですか?
たまーに「これ、お気に入りです」と言ってくださる方がいるので
どこかに出したいな、とはずっと思っていました。
気軽に感想とかいただけましたらうれしいです!
で、今回、noteに連載をしていたのですが、途中でツイッターのほうにフォロワーさんからコメントをいただきまして。
「この曲のイメージです」と。
聞いてみたら、超良くって、その日のうちに100回くらい聞いてしまったので、
勝手にBGMとしてリンクしてしまいます^^
「エイリアンセックスフレンド」FINAL SPANK HAPPY
タイトルからすでに超いい。ってゆーか自分のセンスの無さを感じてしまいました。「スペースウォーク」じゃなくって、「エイリアンセックスフレンド」ってタイトルにしたいー!
内容にも、こっちのほうが合ってる! だってエイリアンでセックスフレンドだもんなー。
気になって調べたら、このユニットは菊地成孔さんの……だったんですね
楽典の本が面白くて読んでました!
こういう感じの音楽もなさるということを知らなくて
超気に入ってしまったのでこれからいろいろ聞きたいな……。
それではまた、いろんな場所で。