俺は、オナニーしたら、「ああ、そっちに行きたいんじゃないんだ!」と感じながらもドンドン進んで行ってしまう感じを味わう。だから、僕は、オナキンに成功していたら、進まなかったはずの展開を、小説にさせてしまった。たとえ、これがお金を生んだとしても、「僕はこれが書きたいんじゃない」と言い張るだろうし、評価されても「俺のこと馬鹿にするな、こんなの俺の本気じゃない。」と言い張るだろうし、賞をもらっても、「俺の本当の力で得たものではない。」と言い張るだろう。なんにしても、生きるのは不快だ。性欲を、俺から切り取ってくれ。邪魔だ。オナニーが、邪魔で仕方ない。ない世界に、行きたい。