「成り行き英雄建国記」の冒頭に
どうにか盛り上がりを入れようと考えていたんですが、
無理だなと諦めました。
副題だけ変更して
「辺境」とか「成り上がり」とか需要がありそうなワードで
ごまかしてみます。
序盤で読者を惹き付けろなんてのはうん十年言われてますが、
映画でも早送りで見るなんて言う娯楽過多の昨今、
余計につまらなそうな小説に割く時間なんてない。
ですから余計に冒頭の重要性は高まっていると思いますが、
進むほど面白い、もしくは途中まで退屈だけど、
途中から急展開するストーリーとかもあるじゃないですか。
有名どころだと「ショーシャンクの空に」とかですよね。
まあそういうものでも、そこまで見せるくらいの面白さが
そこに至るまでにあるんでしょうが。
「成り行き英雄建国記」で本当に困るのが
この作品はここから国家運営や戦争がメインになっていくんですが、
三章まではただの冒険小説なんですよね。
なので戦記物が読みたい人はそこまでで離れてしまうし、
逆に冒頭が楽しかったという人はそこで離れてしまう、
みたいなことがあるのではないかと。
まあ、そもそも序盤でギブアップする方がほとんどなので
純粋に面白くないという事実からは目を背けます。
あらすじを書くのが本当に悩んじゃう作品です。
正しいやり方としては戦記物が書きたいなら
その部分だけで物語にするべきなんでしょうね。
だた「成り行き英雄建国記」は前にも書いた通り、
自分の理想の物語を書いているので、
このまま突っ走ろうと思っています。
じゃあ一般受けなんて気にするなよ!って話なんですけどね。