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小難しい話

皆様 こんばんは。ネコ?でございます。
先日、『うつになったら困ることがあるんですよ』というエッセイを公開したのですが、その続きを書いてみたいなとふと思いまして。

うつ病になったら困ることがあるんですよ( ー`дー´)キリッ
https://kakuyomu.jp/works/16817330669525200445

ただ、薬の話とかを作品で公開すると警告されそうだったので、近況ノートに記載します。

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うつ病になった場合、大抵のケースで薬が処方されます。
大きくは2種類の薬がありまして、一つは抗不安薬、もう一つは抗うつ薬です。

抗不安薬は、精神安定剤とも呼ばれる薬で、脳の興奮を抑え、不眠を解消したり、不安や緊張を和らげる効果があります。即効性がある薬も多く、効果があるものだと30分くらいで不安を抑える効果が現れます。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬と呼ばれる薬が主流で、製品名だとデパスとかメイラックスといったものが有名です。

この抗不安薬は依存性があり、減薬の際に離脱症状が出るケースが多いと言われています。


抗うつ薬は、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質を整え、症状を改善する薬です。うつ病だけでなく、パニック障害や適応障害、強迫性障害などにも処方されます。

3週間ほど飲み続けなければ効果が出ないと言われており、大きく分けるとSSRIやSNRIなど6種類ほどの薬があります。SSRIのパキシルとかルボックス、SNRIのサインバルタなどがメジャーな商品名かと思います。

抗うつ薬は副作用が結構大きく、吐き気などが強く出る場合もあります。自分に合う薬がすぐに見つからないこともあり、その時は何種類かの薬を時間をかけて試すことになります。
また、症状がある程度落ち着いても、再発を防ぐために1年~2年など一定期間飲み続けることが多いのではないかと思います。


上記のような薬を服薬していると、日中の眠気や体重の増減、吐き気などの副作用に悩まされることも多いかと思います。薬によっては、飲酒もしないように指導されます。

今回、特にオチはございません。何となく書いてみたかったので。

どなたかのご参考になりましたら幸いです。

2件のコメント

  • おはようございます。

    私も上に挙げられた両者を服用するうつ病患者です。

    ただ、それを何とか無いことに…と無理して副作用を起こすよりは、「私はうつ病患者、薬を飲んでいてありまえなんだ」と流している方が気が楽です。まだまだ社会的偏見は多いですけどね…。仕方ないのでヘルプマークを役場で頂いて通勤カバンに付いてます。

    うつ病の再発確率は初回で7〜8割、2回目以降では8〜9割とも言われます。無理に急いで治すものではなく、それを自分で受け入れること。周りにもそれを自然なことと思って頂ければ…。
  • ネコ?さん、こんにちは。
    ネコ?さんに描くキッカケを頂いた「ヒャッハー兄さん」の
    お話が出来ました。

    短いお話なので良かったら、いつでもお待ちしています。
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