https://kakuyomu.jp/works/2912051604198455013/episodes/2912051604198706479
【新作投稿しました】
『古典にAIを導入してみた 〜人間は賢くなったのか〜』
という連作を始めました。
きっかけは、AIについて考えていた時でした。
「AIを使うと、人は考えなくなるのか?」
そんな疑問から始まり、気付けば話は、
AIとは何か?
人間は本当に賢くなったのか?
なぜ昔の寓話は何百年も残っているのか?
という方向へ脱線しました。
そこで試してみました。
もし、昔話の登場人物たちがAIを持っていたら?
アリは?
キリギリスは?
キツネは?
AIによって、彼らはもっと賢い選択ができるのか。
ただし、条件があります。
「それぞれがAIを使い、それぞれの合理性が成立すること」
そして――
「結末は、原典へ帰依すること」
AIという現代の道具を加えても、人間(生き物)の本質は変わらないのか。
そんな遊び心から生まれた現代寓話です。
第1話は『アリとキリギリス』。
AIを手に入れたアリとキリギリスは、果たして昔とは違う冬を迎えられるのでしょうか。
よろしければ、お楽しみください。
ちなみに、この作品が生まれたきっかけは『炎天下の車内がサウナ状態だった』ことです。人生、どこで新作が生まれるか分かりません。
【今日のタフガイ21】
真夏の冷凍庫。二人のタフガイの前に、冷徹な美を放つ桃ジュレが現れた。「私の誇りは高貴な香りとみずみずしさ。あなたたちの甘さを最高に引き立てますわ」「へっ、そのプルプルなハート、俺たちのハードな攻めに耐えられるかい?」チョコチップが不敵に笑う。「よし、トリプル・チールド作戦開始だ!」人間のスプーンが動く。器の底で輝く桃ジュレの海へ、モチモチのマシュマロと、カリッとしたチョコチップがダイブする。食感のトリプルコンボだ。それを口にした人間は目を見開いた。「う、美味すぎる! 桃の果汁がジュワッと弾けた瞬間、冷んやりモチモチの食感と、チョコのほろ苦さが完璧にシンクロする! 味のパラダイスだ!」「どうだ、うまいだろ?」「今日もタフガイ、明日もタフガイ。桃ジュレパフェで任務完了。」