読者の皆様もそうでない皆さまも、いつもお世話になっております。
『楽園の太陽』も残り4話となりました。
山伏とデイル・ハドソン中将のやり取り、九段警部と吾妻勇気のやりとりにおいて、私なりの現代社会の政治的な側面、あるいは兵隊の悲哀といったものに関する見解を述べたつもりです。
そこが少々固く面白みに欠けるところで、エンタメには不要なのかもしれないのですが、個人的には小説を単純な娯楽にしたくないために、こってりと盛り込んでおります。
さて、明日から最終章になります。
第46話は〝真昼の決闘〟
事件の全貌のおおむね90%を理解した九段警部が活躍します。
ちなみに、読者の皆様が理解されているのは95%ほどだと思います。
残りの5%を、残り4章で楽しんでいただけたらと思います。
是非とも、最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。