基本は読み専だったのですが、娯楽として「書く側」も一度やってみたくて、AIを活用して執筆を始めました。
実は昔、一度だけ小説を書いたことがあります。ただ、5〜6話あたりで難しくなってしまって断念しました。今回は「AIを使えばスルッと形にできるのでは?」と思ったのがきっかけです。
最初に思いついたのは、
「現代にダンジョン」
「敵が超巨大で倒せない」
「ゲーム的な“俺つえー”はしない」
という骨組みだけでした。倒せないならどうする?と考えた結果、ダンジョン資源を回収して、それで有名になっていく方向性にしました。
https://kakuyomu.jp/works/822139843977314112
ただ、実際にAIで書き始めると、思ったより難しかったです。過去の設定を覚えていなかったり、齟齬が出たり、登場人物の名前を間違えたり、こちらが設定していない設定が勝手に生えたり……と、意外と苦戦しました。
最終的には、本文と設定を丸ごと渡して「余計なことはしない」「ここはこうする」と指定しながら肉付けをしてもらう形に落ち着いて、ようやく安定して進むようになりました。
当初は1日くらいでサッと完成するイメージだったのですが、AIの使い方の試行錯誤や出戻りも含めると、合計で30時間くらいかかった気がします。
とはいえ、公開するまでに一度ほぼ最後まで作ってから作り直す、という手順を踏んだにもかかわらず、1から自力で作るよりはかなり速かったです。道筋ができている分、作り直し自体にも抵抗が少なかったのは良かった点でした。
書き終わった後に思ったのは、登場人物の味がかなり足りないな……ということです。とはいえ、当初のプロットに沿って(後半は少し路線変更しつつ)ひとまず区切りのいいところまで書けたので、お試し投稿として公開してみました。
今後も本格的なダンジョン探索や異世界、主人公の体に起きていること、素材による技術革新などの展開は考えていましたが、とりあえず一旦きりのいいところまで行ったから終わった感じです。
そして2作目は、もうちょっと登場人物に味をつけようとして設定を色々考えたのが2作目、
「神託の巫女は今日も逃げたい」 https://kakuyomu.jp/works/822139844737975832
内容としては、神のお告げを偽ってもなぜかうまくいく、という方向のコメディ系で考えていました。
割と個人的には気に入っている話とかできたのでそれなりに愛着はありますが、見てくれている人も少なそうな感じなので一旦途中で止めた感じです。タイトルからまず興味が引けなかったのが原因かなとは思いました。
そして3作目が、
「よくある便利スキルセット、全部地雷でした。」 https://kakuyomu.jp/works/822139845151992061
基本的にゲームスキル的な形での俺つえー小説は書きたくなかったので、うまく生きつつも現実とスキルの差で裏目に出る、という感じのタイプのを書いた小説です。
最初に便利系スキルをリストアップして裏目に出るシーンを考えて、流れを踏みつつ話を作った感じです。
話が動かないのが好みじゃないのでそこは気を付けつつ、同じ展開はないようにしつつ書いたので、こちらも結構気に入っている話もできましたが、そもそも見られていないのであればないのと一緒なので一旦こちらも途中で止めた感じです。
とはいえ、「書く」という娯楽としては割と楽しかったので、自身が足りないと思った部分を次に考える小説で活かせればという感じです。書きたいものができたら次を考えます。
ただ長編を書くまでにはいかずとも、ネタが思いついたのに放置で消えていくよりは……と、いくつか単話で放流したのが下記です。
・最終回を返せ、勇者 https://kakuyomu.jp/works/822139845763911273
=> ガチガチに強くなった魔王に転生(憑依?)したが外に出ることもできず、死ぬ方法を探して勇者たちを誘導していくというコンセプトで、終わり部分だけ先に決まったが、そこまでが結構蛇足になったので終わり部分だけを単話として作成
・このMMO、AIの返事が全部ズレてる https://kakuyomu.jp/works/822139845217335054
=> ずれたAIの回答が間違いと認めず、ゲームに実装されるというコンセプト
・悪役貴族、八人目。 https://kakuyomu.jp/works/822139845380917403
=> 過去の憑依者の足跡を辿って悪役を演じつつ、避けられない未来を変えるというコンセプト
とりあえずここまでAIで書いて思ったのは、使い方が悪いのかもしれませんが、思ってた以上に設定を覚えていないし、登場人物の名前すらもよく間違えるし、同じ単語を繰り返す……という点です。
後になればなるほどAIに書いてもらう量よりも自分で書いている量が増えて、最終的に自分で書いた後にAIに直してもらう形の方が幾分かスムーズになっていき、AIに任せる箇所を減らした方が楽になるという結果でした。
ただそれでも、1から最後まで書くよりは文章を作成する能力自体は高いので、補助ツールとしては良いかなといった感じです。
そもそも見てもらいたかったら、コンテストや自主企画にチェックするのが正道なのかもしれませんが、そこまで自信があるというわけでもないので、今はのんびりやっています。