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新作について

簡単な概要になりますが、こんなの↓を書きます。

30万文字の長編現代ファンタジーです。




数十年前、世界中に突然出現した「ダンジョン」という謎の構造物には、貴重な資源が眠っており、多くの人々がそれを求めて探索に挑んでいた。片倉もまたその一人で、巨額の報酬を目指して探索者となった。

しかしある探索で仲間を失い、仲間の一人の親から莫大な慰謝料を請求される。法外な値段ではあったが、片倉はそれを受け入れた。仲間たちに対する罪悪感もあるが、なにより仲間の一人のとある女性は片倉の恋人だったからだ。

全てを失った者特有の自棄感、恋人や仲間たちへの罪悪感で片倉はどんな条件でも呑むつもりだった。

しかし支払うといっても、余りに巨額であるためとてもいっぺんには支払えない。そんな片倉に件の親は、自身が社長を務める探索公社『六道建設』の企業探索者となり、分割で支払う事を提案してきた。

片倉は当然それも受け入れる。

しかし『六道建設』での片倉の待遇は決して良いものとはいえなかった。それは死んだ恋人の親……社長が、片倉に対して複雑な感情を抱いていたからだ。片倉に対しては娘を守れなかった事への憎しみもあるが、同時に生前の娘が好いた男でもある。当の社長が片倉に対して相反する思いを抱いていたために、片倉に対しての待遇は生かさず殺さずというような中途半端なものになってしまった。

そういった背景の中、亡き仲間に対する罪悪感から自ら過酷な探索を続ける片倉は、ある高難易度ダンジョンで重傷を負い、臨死状態で「神のダンジョン」に挑戦する啓示を受ける。

──100の大なるダンジョンを踏破すれば、神のダンジョンへと挑戦できる。神のダンジョンを踏破すれば、どんな願いでも一つだけ叶えることができる

片倉の願いはただ一つ。

かくして片倉は100のダンジョンを踏破し、願いを叶えるために全てを懸けて神のダンジョンを目指す事になった。



この作品は「ネオページ」という新興小説サイトに投稿します。有償で完全新作を投稿するという契約を結んだので、この作品は私にしては珍しく完結させる長編となるでしょう。

あちらでの作者名は「NIWA」となります。既に2、3本の既存短編を転載していますが、準備などが出来次第本編投下になります。お金が絡む話なのでちゃんとやります。

一応作者活動の一環ということで報告しました。

また、しょうもなおじさんはじめ既存作品については更新を続けます。

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