この回でがっかりして読むのをやめられた方もいたでしょう。
今となってはそこまで多エピソードと差はありませんが、投稿数10話くらいまでの時はこのエピソードの後からPV数がガクッと下がっていました・・・笑
まあ仕方ないです。キヨはライバルではなくお兄様だったのですから!
ライバルの登場に期待して読んだ方は「は?」って感じだったでしょう。
最初はキヨを兄では無く、本当に新太のライバルとして登場させるつもりでした。
ライバルって恋愛ものを盛り上げる非常に重要な要素であると考えているからです。
それを登場させ無い手はないって勿論思っていました。
ライバルとしてこの回を書き進めていたのですが・・・これ違うなとなりました。
なぜかと言うと、この物語の主人公・新太は自分がフリーターである事に葛藤があるんです。
作者的にはそれ自体がこの恋の障害で、新太が葛藤して、伊織の気持ちがあって・・・っていうのが書きたいのです。
ですから、万人受けは望め無いけれど書きたいように書こう!と改めて決心しました。
それで結果的にキヨは伊織のお兄様となった訳です。
キヨ兄、結構お気に入りです。笑