こんにちは、金華高乃です。ようやく昼間でもやや暑いくらいになって秋らしい爽やかな感じが少しずつ出てきましたね。暑いのが苦手なので、涼しくなるのは大歓迎です。
さて、タイトルの通りですが『異世界妖魔大戦』は無事本編が完結致しました!!
390話、約173万文字に及ぶ大長編が完結を迎えることができて、嬉しく思っていますしホッともしています。これまで6桁文字クラスの物語を書いたことはいくつかありますが、7桁は初めてです。ラノベ換算なら大体14-15巻くらいにはなるのですから、よくやりきったと思います。
ここまでやりきれたのは、読者の皆様のご声援のおかげだとおもいます。こういう大長編って、途中書いてて苦しくなってしまうものです。
本当に完結出来るのか。これ、本当に面白いのか。楽しんで読まれているのか。少なくとも、充実した読み物を読んだと思ってもらえるのか。
小説を書いたことがある方なら分かるかもしれませんが、この作品もまた苦難が多かったです。ですが、完結出来ました。
結末は賛否両論あると思います。あって当然だと思います。実の所リシュカの終わり方については、私はもうちょっとだけ救いのあるルートは作ってました。
しかし、救いを用意したらダメだと残酷な判断を下しました。彼女は無実の罪の人を何十万人も殺しました。人を信じず人を人として扱わず、コマと扱った。
いかに国から裏切られ人から裏切られ続けたとしても、その事実は変わらんだろうと思いました。故の判断です。
まして、本作は国と国との戦争が主軸です。国と国の裏取引もあれば汚い判断をするでしょう。
平和のために。という常套句を使いつつも罪の意識を感じながら。に色々と詰め込みました。
この物語を通じて、既に完結できたという達成感だけじゃなく次の作品を書くにあたって反省点もいくつか自覚をしています。なにせ初めてこんな大長編を書きました。どこか反省点があるのは当たり前です。それについては、次回作に活かそうと思います。
とはいえ、完結しました。終わらせることが出来ました。重ねて、読者の皆様にお礼申し上げます。
本編は完結しましたが、もし時間とやる気、それと需要があったら外伝を書くかもしれません。カクヨムはアンケートを置けませんから、もし外伝が読みたいという方いたらコメントでも構いませんので一報ください。いつになるかも分かりませんし、書かないかもしれませんから淡い期待でいてください。早々に少し休息を頂いたら新作を書くかもしれませんから。
新作については未だ構想の段階です。年内には動いているでしょうけど、まだ情報公開出来る状況ではないです。ただ、もし新作を公開しましたら引き続きお付き合い頂けますと幸いです。読んでくれると嬉しいです。
最後に、『異世界妖魔大戦』をお読み頂き本当にありがとうございました。また次の作品で沢山の方にお会い出来ればと思います。
それでは。
2020/09/14
金華高乃