• 現代ドラマ

青い鳥 

ベルギーのノーベル賞受賞作家 モーリス・メーテルリンク の代表作 青い鳥。

ほろ苦いラストが、うら悲しくはあるものの、そこが日本人向けでもあるのかどうか、認知度は抜群です。

全集の子供版を皮切りに、文庫版 と読み継いで、内容は大体頭に入っています。

古いですが、洋画も観ました、エリザベス・テーラーが、光の精と母親を兼ねる、という独自の解釈で、敵役の夜の女王は、ジェーン・フォンダ、個人的には、この二人の役は入れ替えた方がむしろいいんじゃないかと。

さて、8/17日はミュージカル版で2回公演されました、場所はふくふくホール。

子供による子供向けのミュージカル仕立てではありましたが、玄海椿演出のそれは、意外と原作に忠実、午後の部はほとんどが、大人で埋め尽くされ、居心地はそのためよかったです。

惜しむらくは、精の頭数が、少数で、火の精はじめその多くが割愛されて、寂しいイメージだったこと、光の精も子供配役なので、何だかイメージと会いません、まあこの辺はは仕方がないか。

後半は、クワガタキッズ+マーブルエンジジェルのライブ、マーブルの持ちネタが、渋い昭和歌謡だったのが、ご愛敬。

実は、いいなずけ なる続編があり、16になったチルチルと、あのラストの少女ジョイが、カップルになる という内容です。

箱崎の図書館で借りて読みました、題名は チルチルの青春 割とレア本と化しています。

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