今年度初めての和白干潟の情報です。
寒いんだか天気がいいんだかわからない、そんな微妙な天候が続くなか、仕事で和白干潟近辺を通過・観察しております。
今はツクシガモ等の海鳥がここの華、なのですが、道路とのジョイント部分のコンクリに夥しいある種の貝殻が、散見されます。
白に黒い縁取り、半月の模様のかなり肉厚で頑丈な二枚貝、おそらくホンビノス貝の仲間のオキシジミだと思われます。
干潮ともなると、海鳥で無いカラスの一群が、海水から顔を出した砂・泥に直接触れることができます。
なので、人間があまり持ち帰ることのない、この貝を高空から落として、中身を食べているのでしょう。
アサリよりも大型ですので、1個が、お弁当一膳にも相当するやも知れません。
また、道路で落とせば、いつか、車のタイヤであの硬い殻が粉砕される、という頭のいいカラスらしい作戦です。
去年の夏、貝掘り客が捨てて行った数個のこの貝を、試しに拾って帰ったことがあります。
アサリの白身と違い、オレンジ色の貝肉には、最初は躊躇しましたが、問題無く食べることができました。
ホンビノス的な利用は、クラムチャウダーや、シチュー、スパの具材辺りでしょうか?
もう少し研究して、小説のアクセントにしたい、などと考えを巡らせております。