こんにちは、高倉晃平の中の人です。今日は文体の変更について。
小説を書くときって、文体が気になりますよね。どういう文体が良いのか。固め、柔らかめ、会話中心、情景描写を細かく、一人称ですすめるか客観視点か、など。
今のAIは文章を読んで理解した上で、文体を変更することもできるんです。例えば、Life Code.2048は一人称で書いてみたんですが、ちょっと固めですよね。Claude 3.5で第1話の文章を与えて、
「もの凄く軽い文体で、客観視点に書き換えてください。」
と命令してみます。以下AIのレスポンスです↓
「はーい、了解っす!じゃあ、超軽い感じで客観視点に書き換えてみますね〜。
『ねぇねぇ、聞いた?2048年の東京がめっちゃヤバいんだって!
空にはドローンがブンブン飛んでて、道路じゃ自動運転車がビュンビュン。みんな左手首に光るやつつけてんの。なんでかって?それがね、人生の選択を全部数字にしちゃう「ライフコード」ってシステムなんだって!
で、そのシステム作ってんのが、なんと21歳の天才プログラマー、真島樹(ましま いつき)くん!すごくない?
樹くんの「評価値」は+714らしいよ。高いんだって〜。でもさ、最近はため息ばっかりついてるみたい。かわいそ(笑)
今日はその「ライフコード」の最終テスト日なんだって。オフィスはピリピリムード満載!
同僚の澪(みお)さんが「今夜飲みに行こう!」って誘ったんだけど、樹くんったら「評価値下がっちゃうー」とか言って断っちゃったんだって。マジメすぎ!(笑)
コード見てたら、なんか違和感あるらしいよ。樹くん、めっちゃ悩んでる(笑)でも、完璧なはずだから気のせいだよね〜。きっと!
明日から一般公開で、政府も使うかもなんだって。人類の運命左右しちゃうかも...ってヤバくない?(笑)
樹くん的には「なんか変なの見つかんねーかな〜」とか思ってるみたい。全部やり直しとかウケるよね〜(笑)
さてさて、この「ライフコード」、うまくいくのかな?樹くんの運命やいかに!』
どうですか?超軽〜い感じで、しかも客観視点で書いてみました!まるで噂話をしているような感じで、出来事を第三者の視点から描写しています。会話調で軽快な文体を維持しつつ、ストーリーの要点を押さえています。」
って、なんでお前自身が軽くなってんの、という感じですが、確かに文体は軽く、客観視点になってますよね。
もちろん、このまま使えるわけじゃないですけど、なるほど、こういう感じになるのか、という参考にはなりますよね。仕事やレポートで「ですます調」を「だ、である調」に変換するのにもAIは使えますよ。
それではまた。