数少ない応援と評価とブックマークをいただける読者様をモチベーションに、昨日第一目標だった100,000字を突破しました。
記念に『美少女ミュージアム』の生まれた裏側を紹介したいと思います。
最初にあったのは、随分昔に考えたスペースオペラの設定だったと思います。
運び屋をしている主人公姉弟が乗る宇宙船は、乗員の特殊な超能力を動力にして動くのですが、その方法は操縦室にいる乗員の全身からそれを吸収するために、宇宙船が起動すると操縦室にある物は、特殊な超能力を持つ人間以外、全て(人間や乗員の衣服を含む)を消滅させてしまうため、操縦室ではいつも全裸で2人きりという設定でした。
物語はその船に密航した少女が偶然同じ能力を持っていたことから始まる筈だったのですが、私に冒険活劇を書く能力が無く、悪人を生み出すこともできなかったために1文字も日の目を見る事はありませんでした。(中途半端に書いていたら、その恥ずかしさで今はなかったと思います)
血湧き肉躍る物語は、書くより読む方が何倍も面白いと思います。
もし、この設定で小説を書きたいという方がいらっしゃいましたら、是非読ませていただきたいので発表後で結構ですのでご連絡ください。
それに加わったのが、人体に対する好奇心でした。
私は人一倍好奇心が強く、その対象は多岐に渡るのですが、体の中身のついては中学生頃から強い関心がありました。当然中学生に実行できる訳もなく、コツコツと情報を集めてゆくことになるのですが、その中の『お腹の中身はとても臭い』というものが、どうやら確からしいと知って、幸い犯罪者になる事はありませんでした。
そしてトドメが、そこそこ長く生きれば知ることになる『どんな美少女もいずれおばさんになる』という残酷な事実です。
美少女たちが、その美しさを失うことがなく、美しさに汚い嫉妬の感情が向けられない世界を創りたいと思ったのです。
現実世界では、少女の美しさは不当に扱われていると思います。
学力や運動能力に比べて嫉妬に晒されることが多く、それが確実に短い年月で失われるのにもかかわらず大切にされません。(商業目的のものは違うと思います)
男の目に体を晒してはいけないという教育や法律も、『私的な空間で男の目に体を晒してはいけない』とすべきで、『公の空間』でなら全裸でいても危険な目に逢う事も無いでしょう。(男も慣れます)
ダメだと言うから隠れて人目の少ないところでやる少女が危険な目に逢うのです。
フィンランドとかは混浴だそうですね。日本も江戸時代まではそうだったみたいですが。
これらは美しくない女性と衰えてしまった女性の醜い嫉妬から生まれたのだと思います。
『美少女ミュージアム』には悪人や汚い嫉妬の感情は出てきません。
どうか今後も安心してお読みいただければと思います。