こんにちは、諏訪野です。これからも楽しく書き続けていきます、応援よろしくお願いします!(謎の宣言)
新作短編「初盆は夏の嘘」、犀川よう様の自主企画「第二回さいかわ葉月賞」に参加させて頂きました!
さいかわ賞に参加させていただくのは今回で4回目になります。第一回葉月賞に続いて今回も「夏」がテーマということで、どのような切り口にしようか…と考えておりました。ただ、自分の能力として表現力が圧倒的に不足しているのは分かっていましたので、文章それ自体を背伸びして飾るような無謀なことはせず、いつものごとくストーリーで押していくしかないな…と。そういった意味で、今回の字数一万字まで可というレギュレーションは、個人的には有難い!と思っていました。
今回も性懲りもなく百合要素はありますがそれはごくマイルドにとどめ、個人的な裏テーマとして「家族」を扱っています。自分にとってこのテーマはかなりデリケートなもので、今まで真正面から書いたのは、多分エッセイの「唯物論に吹かれて」だけだと思います。(あ、絶賛連載中の「転生女医は二度初恋をする」ではしっかりと扱っています。宣伝!)犀川様に頂いたせっかくの機会ですので、そろそろ一度きちんと向き合っておくのも悪くないかな…と思い、苦手意識を捨てて頑張って書いてみました!
あらすじ
――父の初盆に、一緒に参加して頂けませんでしょうか――
代行会社で働いている私は、米沢真希と名乗る女性から奇妙な依頼を受ける。高額の報酬に目がくらんだ私は、一泊二日の条件で彼女の実家に赴くのだが……
何だかホラーみたいですが(笑)、現代ドラマです! 今年もお盆には実家の宮崎へお墓参りに行こうと思っているのですが、その前に本作を書き上げることができて、少し新鮮な気持ちで帰省できるような気がしています。嘘を通して家族の再生を描くひと夏のセンシティブストーリー、お時間がございましたら是非お読みいただけると嬉しいです。
「初盆は夏の嘘」
https://kakuyomu.jp/works/16818792437517181457「「第二回さいかわ葉月賞 テーマは『夏』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818792437650765908ああ、これでようやく皆様の作品を読ませていただくことができます。この企画だけは、参加された方の作品を先に読むと打ちのめされて書けなくなってしまうので…今回もどのような素敵な作品に出合えるのかとドキドキしっぱなしです! 感想ノートを新しく作らないとな…
最後になりましたが、いつも素晴らしい企画を主催していただいている犀川よう様、ならびに選者の皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。