連載作と関係ないようであるような話ですが、表題の通りです。
文化祭、僕は大好きでした。
クラスTシャツも、出店も、わざわざ女子から制服を借りてステージに立たされた中学の黒歴史も。
全部、大好きでした。
ですがそれ以上に、文化祭(文化祭準備も含めて)が大好きな理由がありました。
──授業が! ないっっっっ!!!!
学生時代の緒方は、とにかくクソでした。
授業が退屈で仕方が無くて。寝るか内職するか、あるいは頭の中で創作に耽るのが日常でした。
要するに、落ち着きが無いんです。
そんな自分にとって文化祭は、オアシスでした。
授業は無い。寝てたり宿題忘れたりしたらぶちギレる先生もいない。
「準備が苦痛だった」という意見も多々ありますし、それには「わっ、わっ、わかるぅー!!!」って心中で叫びますが。
そんなの! ちゃっちゃと終わらせてやればいいんですよ!!
ちゃっちゃと終わらせたら、あとは学校で駄べったり、ゲームしたり、部活に備えて寝たりするだけ。(休もうかなと思ったことはありましたが、さすがにそれは先生にキレられると思ったのでやめました)
やることやってりゃ、誰にも責められない。
朝9時?から夕方まで授業を受けさせられていた監獄は、どこにもない。
そんな時間が、一番好きでした。
クラスTシャツよりも、出店よりも、なんか知らんけどまた女装させられて、ラブラ〇ブの推しでも無い子に扮した高校の黒歴史よりも。大好きでした。(推しの女装ができたなら、結果は変わってたかも)
だけど。
複数の女子とツーショット写真を撮ってもらえたイケメンは嫌いでした。
あれはマジで、特級呪物。
以上です。
いつも拙作を読んで下さり、ありがとうございます。