こんにちは、澄野あさひです。
今朝、フレンズが完結いたしました!おめでとう!!
最後までお読みいただいた方も、追いかけている途中の方も、これから読もうかなと考えてくださっている方も、離脱した方も……
本作を知ってくださりありがとうございます!!!
そして最後まで辿り着いた方には表彰状をお贈りしたい気持ちです。本当にありがとうございます。
フレンズ、どうでしたか!?!!!???と前のめりに感想を伺いたいのが本音なのですが、ここはクールに控えめにしておきますね。でもいつでも全力で受け付けていますよ。一言でも感想をいただけるって、本当にうれしい。
では今回の裏フレンズは第1章 -1-(4)についてです。更新スパン早くない?話数が多いのでちゃっちゃか行きましょう。今回はそんなに長くならないと思います。
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前話に引き続き保健室のシーンです。
ここはとにかく、「保健室は朋弥にとっての安全基地になりますよ!」というのを伝えたい場面です。
先生の絶妙な距離感と、どうしていたらいいのかまだ掴めずにいる朋弥。入学式翌日でまだ学校そのものに慣れていないんだからそうなりますよね。
朋弥はずっと、「そろそろ教室に戻りなさい」と言われることを恐れています。体調不良なわけじゃないから。でも、ここにいたいと自分から切り出すこともできない。そんな心境です。
《僕は包帯の巻かれた左腕に視線を落とした。——どこまで見られたんだろう。そんなことを確認する勇気はなかった。》
ここは自傷跡を見られたのかどうか気にしていると思いますよね。でも、あれ?包帯が巻かれている=自傷跡を見られているに決まってるのでは?だって先生が処置したんでしょ?そう引っかかった方はスンバラシイ読解力です。(偉そう)
これは第3章で回収されるちょっとした伏線です。朋弥が隠したいのは自傷跡だけじゃない……???これに気づいて読むとさらに深まると思います。もちろん気づいていなくてもOKな構成です!
窓の外から風に乗って体育の授業の音が聞こえてくる保健室。やがてチャイムが鳴り、授業の終わりを知らせる。ああ、もう教室に戻らないといけないのかな。そんな時にまたまた拓海登場。拓海はいつもいいタイミングで来ますね。いい奴です、本当。
朋弥の給食を運んできてくれたことで、「まだここにいていい」と猶予ができます。ここでも先生は無理に会話を弾ませません。ただ朋弥の存在を認め、淡々と物事をこなしていく。
そんな姿に朋弥もなんとか給食を食べます。以前解説したように、食欲はないけれど。そして昼休みにトイレで吐くという。
《鍵を閉め、用を足し、吐いた。》
この手つきも妙に慣れているのが悲しいですね。慣れていると表現するため、あえて感情を盛り上げず淡々とした描写にしています。
そして何食わぬ顔で保健室に戻ると先生から《ここにいていいから》と言われる。朋弥がずっと求めていた言葉です。いつ教室に戻れと言われるかと怯えていた朋弥の心がスッと軽くなる瞬間ですね。
そしてよく見ると、保健室には朋弥のバッグが置かれていた。登校して教室に置いてあったはずのバッグがここに持ってきてある。朋弥が寝ている間に拓海が気を利かせて持ってきたんでしょう。
保健室にバッグがある=もう教室には戻らなくていい。先生も初めからそのつもりだった。すでに受け入れられていた。ということを表しています。
朋弥自身そう気づけたことで、保健室と先生が安全基地になっていくという回でした。
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さて、第5回の裏フレンズはいかがでしたか?
一語一語の意図を知ることで、本編もより深く楽しんでいただけたらうれしいです!
ではまた次回、お会いしましょう。