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「こんにちは」の人に捧ぐ

初めまして。

隅田天美と言います。

ここで小説を書いて四、五年になる者です。

えー、相変わらず、底辺をはいつくばっています。


さて、ここでは、新生活などを機に小説を書くことにした皆様に書いております。

まずは、厳しくも楽しい道楽の道へようこそ。

専門職になったりすれば苦痛になるかも知れませんが、そこまでの道はとても、楽しいです。

登山に似ています。

いきなり初心者がエベレストを登るわけではなく、近くの小さな山から登山を始める、またはジムなどで体力を作るのがセオリーです。

急いでエベレストを望まないでください。

確実に死にます。

少しずつ道具やマナー、体力をつけてください。

そして、できれば毎日歩いてください。

書いてください。

『継続こそ力』なのです。



そして、これは多くの作家はや俳優を見て思うことは、比喩などではなく『よく歩く』。

体力づくりで鞄にダンベルを入れたり、ぷらぷら歩いたり……

スタイルは様々ながら、それは想像や体力や、アイディアになっていたようです。

ある他界した俳優は生前こんなことをインタビューで語っています。
「よく仲間とかが『声は腹から出せ』というけど、その腹を支える足が丈夫じゃないと台詞は力抜けをする。腹からではなく、『足から声を出す』。これが重要」

作家、というとパソコンや原稿の前で色々考えますが、実は、いい作品というのは頭だけではなく体も使うようです。

あとは、アイディアが出やすい場所や時間を作るのも重要です。

個人的にはスタバでアイススラペチーノを飲んでいると……言いたいのですが、実際は風呂場だったり職場の昼休みだったりします。


あなたが「文学」という道において幸多からんことを祈りつつ……

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