私の周りでオチが分からないと不評の新作ですが、ついこの間ネットにて「小学生の読解力の崩壊が酷い」という記事を読みました。
新見南吉の名作「ごんぎつね」の妻の葬儀にて主人公が鍋を沸かしているのは何のためという問いに、死体を煮て溶かすためなどの珍回答が続出した、とありました。(答え:葬儀参列者への料理を作るため)
私の作品はさておいて(まだまだ修行が足りないだけ)、あの名作(しかも自明な描写の場面を)を誤読するとは彼らの今後が心配です。
これはSNSなどの短文・簡潔文書ばかり読んでいるせいなのか、ゆとり教育(死語か?)のせいなのか分かりませんが……。
国語の読解力は社会生活全てにおいての最重要スキルです。文科省は天下り先を作ることなどに気を取られることなく、しっかり取り組んでほしいものです。