9月25日、『瞳の中の私、私の中の瞳』が最終回を迎えます。
本作は、Novel Mandria二巡目の第一作として、『余白』のその後を描いてきました。
『余白』では、榊と澪の間にある距離を外側から見つめ、
『瞳の中の私、私の中の瞳』では、近づいた二人の内側へ入りました。
相手を見つめながら、
その瞳に映る自分を見る。
「私の幸せ」と「私たちの幸せ」は、同じものなのか。
榊と澪が辿り着く場所を、最後まで見届けていただければ幸いです。
そして翌日、9月26日からは、Novel Mandria二巡目の第二作、
『記憶を失う前の約束』
の投稿を始めます。
本作は、『不完全な世界の残し方』から続く【不完全世界シリーズ】の第二作です。
可能性が現実になる前の場所――観測界。
世界を揺らす原因を探るため、三人の観測者が人間界へ降下します。
二人はすべての記憶を失い、
ただ一人、案内役の少女だけが過去を覚えている。
しかし、存在するはずのない空席と、記録から消された「四人目」の気配が、三人を忘れたはずの約束へ導いていきます。
すべてを忘れても、
私たちは同じ問いに辿り着く。
一つの物語が、
一つの世界だけで起きているとは限りません。
『不完全な世界の残し方』とは別の流れを進む物語が、どこで前作と触れ合うのか。
答えを決めず、見届けていただければと思います。
『瞳の中の私、私の中の瞳』
9月25日完結
『記憶を失う前の約束』
9月26日より投稿開始
毎日22時に更新します。